いつも「これで最後」と思ってる

好みの世界に冒険に行けるのが楽しくて書いています。

いまは一緒に楽しんでくださる方が増えたので、とてもありがたいです。

「私の人生にこんなことが起きるとは…」と半信半疑、無我夢中で続けるうちに4冊も出させてもらって、もういつ終わってもいいというくらい夢の世界を見せてもらいました。


「雲神様」3巻の改稿中も、もうこれで最後と思って書いていました。

その後に「鳳凰京」を出させてもらえることになるとは全く思いませんでした。

感謝です。


いま準備している話も、これで最後と思って書いています。

最後だから、妥協しないで全部つぎ込んで書かねばと。

やればやるほど自分の未熟さが歯がゆくて、何十回も書き直してヒントを見つけてホッとしたり、それでも理想が遠かったり、いろんな感情がこみ上げて押しつぶされそうにもなりますが、限界までやりました。

期待して声をかけてもらったはずなのに、裏切りたくないです。

雲神様が受賞する前から取材したり本を読んだりして準備してきた、書きたくてたまらなかった話でもあります。

書けて、本当に良かった。


発売予定日が決まり、告知のOKをいただきました。

情報解禁です。


9月15日ごろ、講談社文庫さまより書き下ろしの新作が発売予定です。

角川文庫さまに続き、講談社文庫さまの一冊に加えてもらえるなんて、我に返るたびに頭が真っ白になります。


ちなみにですが、お声がけをいただいた時「これは講談社のメフィスト賞に送ろう」と、ちょうど作品の準備をしていたんですよね。

お話ししたら「それでいきましょう」って言っていただいて…という奇跡的なご縁で書かせてもらいました。

じつは結構こういうことがあるので、未来予知っぽい能力があるんじゃないかなーと、わりと真剣に思っています。

実際に起きるまでは、そんな厚かましいことが起きるなんて絶対に思わないので、力があったとしてもまったく役に立たないですけど😌


もう少ししたら新しい話も書きたいです。

創作が大好きです。誰の足跡もないところに冒険に行けるので。

書きたい書きたい。

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