第2話「始まり」

ピピピピピ.........


枕元で鳴り響いているアラームに手を伸ばし時間を確認する。



『もう朝か』



眠い目を擦りながら体を起こしシャワーを浴びるため一階へと降りる。

シャワーを浴びたら洗面台へと向かい歯を磨く。

磨き終わったら制服に着替えて玄関へ向かう。

起きてから玄関へ向かうまでの動作は何年経っても変わらない。



『行ってきます』



行ってきますと言うが返事は帰ってこない。

それもそうだ。なぜなら両親とは会いたくても会えないのだから。

もうこの一軒家も売ろうと思ったが両親と過ごしてきた家を売れるはずもなく俺一人で暮らしている。




とりあえず学校着くまでに自己紹介も兼ねて、俺の通っている学校の説明をしよう。



俺の名前は氷室ひむろ 魁斗かいと

家族構成は父、母の3人家族だ。

俺は今日から高校三年生になる。

身長は170cm。顔は中の中。至って普通の人間だ。



俺の話はこれくらいにしといて次は学校の説明をしよう。



俺の通っている学校の名前は「星晶学園せいしょうがくえん」。

この学園は主に男子生徒は「剣」か「魔法」を選択して学び、女子生徒は「アイドル」について学ぶ場所である。

現在、人間を脅かす魔族と魔物が存在する。

その魔族と魔物に対抗するには、男子生徒は剣もしくは魔法を使って戦い、女子生徒はアイドルの力(歌や思いなど)をつかい男性をサポートすることで対抗できる。

その力を養うために作られた学園それが「星晶学園」である。



そろそろ学校に到着するから説明は終わりだ。



『はぁ〜帰りてぇ』



こうして一日がはじまるのであった。

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昔交わした約束を果たすために まこちゃ @makotya8924

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