凍った記憶
もしかして俺は記憶が失ってしまったのかもしれない。俺はある時期の記憶が思い出せない。彼女に聞いてみた。
「いつまで住んでいた? もしかして小学5年生まで?」
彼女は驚いた表情でうなずいた。やっぱり…。俺の記憶がない部分に引っ越している。俺が記憶が失っていることに気づいたのが中学の時に友達と思い出話しているときに思い出せないことに気づいた。俺はアルバムを見ても思い出せないぐらい一部の記憶を失っている。それより彼女ことだ。彼女に聞きたいことが一つあったので聞いてみた。
「心が凍っていることは親は知ってる?」
彼女はうなずいた。
「わかった。今日のことは俺からお母さんに言っておこうか?」
彼女は少し迷って、うつむいて、小さくうなずた。なにか恥ずかしいことであったか。俺は自分が言ったことを思い返してみた。でも恥ずかしい要素は何もない。俺は彼女の家に入って玄関までお母さんが来た。俺は彼女のお母さんに部屋まで案内された。
「初めまして。隣に住んでいる小林拓海です。涼音さんとはクラスが一緒で今日は、彼女が凍心病が多分原因で腹痛があってそれを報告しに来ました」
俺は丁寧に何があったか説明した。彼女のお母さんは
「わざわざ、報告しに来てくれてありがとう」
と言われただけだ。俺は説明が終わったから家に帰ろうと思ったら
「涼音とこれから仲良くしてね」
そうお母さんに言われた。俺は頭を下げて彼女の家を出る前に彼女が手を振ってきたため俺は手を振り返しながら
「また明日」
俺はそう言った。彼女はうなずた。彼女には明日がないかもしれないが俺は明日も会えると信じている。
俺は家に帰って考え事をした。俺の記憶のことについてだ。俺は過去を振り返った。俺はなんで記憶を失ってしまったのか考えた。考えているうちに俺はそのまま寝てしまった。夢を見た。その夢は俺の過去っぽい。俺は今公園に立っていた。そしたら誰かに腕を引っ張られた。その手は女の子の手で細くて白い腕だった。その瞬間、車が俺たちのほうに突っ込んできた。俺はその女の子を押して俺は・・・
俺はそこで目覚めた。まだ続きを見たかった。俺はさっきの夢を思い出してみようとすると急に頭痛が走った。しかも腹痛まで来て少し経ったら、頭痛、腹痛、次は吐き気が来た。俺は急いでトイレに駆け込んだ。そして俺は痛みが引くのをずっと待った。俺はさっきの記憶を思い出してみると、さっき見た夢にもやがかかり思い出せなくなった。そして今度は収まったはずの吐き気が来てそのまま吐いてしまった。まるで俺の記憶は・・・まるで俺の記憶は・・・
まるで俺の記憶は、凍ったようになってしまった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます