編集済
自分の公募の経験や、実際に入賞したり書籍化された作品を分析していて気付いたことがあります。
まず、公募ごと(レーベルごと)に編集部が欲しがる小説のジャンルや性質があって、それに外れると入賞できないということです。つばさ文庫に性描写とかがダメなのは当たり前ですが、異世界転生モノを求めているレーベルに社会人女子の恋愛物をぶち込んでも、まず結果はでません。
今のライトノベルの大きな潮流のひとつは、読んでいて心地よい世界がずっと続いていくというものです。
その点、綾束さんの作品はかなり有利な位置にあります。
キャラクターに魅力があり、エピソードの展開が巧みで飽きさせません。過度な描写に溺れない読みやすい文章も強みです。連載が長期になってもPVが落ちないのは、その作品に引き込まれた読者が離れないということです。一度書籍化すればシリーズ化が狙えるかもしれません。
そこで本題なのですが、公募で結果が出るためにはどうしたらいいか。
綾束さんは小説を書く力があって、読者を離さない力もある。しかし書籍化にはもう一つ、絶対に必要な要素があります。
それは他の作品と差別化できるアイディアです。
編集部が常に公募を繰り返しているのは、そのアイディアを狙うためだと言っても過言はないと思います。そうでなければ、文章が巧みなライターを養成した方が簡単なはずですから……。
最近分析したところでは、公募レベルで通用するアイディアには三種類あります。
一つ目は他人が絶対に思いつかないような完全オリジナルの奇想天外なアイディアです。例えばオリエント急行殺人事件とか。これなら最初に無視されていたとしても、いつかは必ず認められます。まあ、これは一生に一度、思いつければいいでしょう。
二つ目は本来は異常な設定を、感覚的に可能な範囲に落とし込むためのアイディアです。例えば『鬼滅の刃』なら人知れず鬼が存在していて人間を殺して喰うところまでは、ただの題材です。その鬼がどうしてゾンビみたいに世界に蔓延しないのか。不死身の鬼にどうして人間が対抗できるのか。その答えとなる鬼殺隊や刀の設定。血を与えることで鬼を増やせるのが敵の親玉だけであるとかが、この場合で言うアイディアになります。
三つ目は、新しいシチュエーションです。
これは今のライトノベルで求められているアイディアの主流でもあります。
異世界転生なら、へっぽこだけど無双できる意外なスキルとか。自分じゃなくて強いのは姉や母親だとか。村人だけどレベル99だとか……。
綾束さんは、そのアイディアさえあれば書籍化の最短距離にいると思うのです。
例えば、昔パーティーで知り合った勇者ちゃんが家に来たまま帰らなかったり、三十歳独身の女騎士が僕の前でだけ可愛かったり、普通の女の子が異世界にいったとたん食べられちゃったり(エッチされちゃったり)とか。
いちゃラブの突飛で斬新なシチュエーションアイディアさえあれば、それを絡めつつ楽しいエピソードを書いていくのは綾束さんには難しくないはずです。
ただしこれは早いもの勝ちです。最初の印象で引き込んだもの勝ちなので、マネしたものは鮮度が落ちるだけでなく、出版社も引いちゃいます。
だから新作に挑戦するのは、いいと思いますよ。
結果が出ることを期待しています。
作者からの返信
詳しい分析を、本当にありがとうございます!!(深々)
やっぱり、アイデアなんですね……(><)
ちょうど1週間前に、別の方にもアイデアのオリジナリティが問題だと言われたばかりでして……(><)
「他作と明確に差別化できるほどの武器が無い」と。
確かに、受賞された他の方の作品を読むと、「こんな設定を思いつくなんてすごい!」と感心するものばかりですもんね……っ!
正直、今カクヨムコン用に書いている新作は、既存のアイデアの焼き直しなので、アイデア面では弱いような気がするんですが……(><)
今の新作はそれはそれとして書き上げて、次作を考える時には、「差別化できるだけのアイデア」を見つけられるよう、頑張って頭を絞りまくります!(><)
このたびは素晴らしいご意見を本当にありがとうございます!
斬新なシチュエーション、頑張って探します!ヾ(。>﹏<。)ノ゙
二作品をずっと継続されているのが素晴らしいですね。
私はカクヨムコン用の作品に取りかかったら、継続中の作品が完全にストップしてしまいました……。
カクヨムコンに参加したい気持ち、よく分かります。
お身体を壊されない範囲で執筆していただけたらと思います。
作者からの返信
正直、自分でも二作を連載できるとは思っていなかったんですけれど、人間、やればできるんだなぁと……(笑)
カクヨムコン、やっぱり参加したいですよね!(≧▽≦)
無理のない範囲で頑張ります~!٩(๑•̀ω•́๑)۶
和希様も応援しております!(*´▽`*)
がんばれ!
ところで、カクヨムコンに今連載されているものを出すって選択肢はないのでしょうか?
実際、このコンテストについてよくわかってないのですが、私もできれば出したいけど、まだ、書けてないので、ちと、どうなるか不明ですけど。
お祭りなんですってね。昔からお祭りは好きです。
そんなふうに計算してなかった。
最悪、今、書いてる明智。10万字は行けそうなんで、それをって思っていたんですけど。
作者からの返信
頑張ります!٩(๑•̀ω•́๑)۶
カクヨムコン、過去に出した作品は不可なんですよね、確か。
「男なのに乙女ゲームのヒロイン~」は去年のカクヨムコンの落選作ですし、「呪われた龍にくちづけを」は、続き物ですから、厳しいだろうな、と(><)
次回あたり、自分の復習も兼ねて、カクヨムコンについて知ってることでも書こうかと思います(*´▽`*)
ウェブコン中はですね、限界突破というマジックがあります(∩´∀`)∩
いえいえ、冗談です笑 あまりご無理するのはよくないので。
うーん、考えたのですが大した案も浮かばずにすみません。
お祭りなので私も公募落ちたので参加しようと思ってます。
改稿は11月から始めようかなと思っております(それまで身動き取れず……)
無茶でない範囲で頑張ってくださいませヾ(≧▽≦)ノ🌸
作者からの返信
限界突破マジック、ありますよね!(≧▽≦)
コンテスト期間限定で発動するやつが……(笑)
私も、毎回毎回、限界突破マジックでなんとか更新してました(笑)
が、限界突破マジックは使うと後の疲労がすごいので……(><)
今から、「ちょっぴり限界突破・長期間バージョン」でなんとかならないかなぁ、と……(笑)
毎年のように「今年こそは新作!」と思ってるんですけど、いま、2万字くらいで止まってますねぇ……(笑)
エッセイがあるので、まずはストックを作って……とやっていると厳しいんですよね。間に合うかどうか……。
作者からの返信
カクヨムコンの季節だ! よし、新作を書こう! って毎年踊らされるんですよね(笑)
「好きなことを好きなだけ」毎日更新ですもんね。ほんと尊敬します!(≧▽≦)
でも、「好きなことを好きなだけ」を読み続けている読者は、もし、カクヨムコンのために更新頻度が落ちても、離れたりしないと思いますよ~(*´▽`*)
ぼちぼちカクヨムコンの時期ですか……
カクヨムコンは他サイトのコンテストと違って読者選考があるので、必然コンテストに合わせて新作を投稿する事を促してる形なのが大きな特徴ですよね。
(他のコンテストは、既存作を応募してそれを審査員が読んで選考するという形式なので)
三作同時進行は確かに結構キツキツですね(経験者談)
実際に私も現在は仕事などが忙しく、中々三作全てを定期更新は出来ない状態になっていますので、生活環境に大きく左右されますね。
後これは私には無いんですが、人によってはいくつもの作品を並行して書いてると、作品のキャラや設定がごっちゃになってしまうという人もいるようです。
ルーズリーフは凄いですね!(><)
確かに手間は掛かりますが、どういうやり方がいいかは人それぞれですから、これは仕方ない所ですよね(><)
カクヨムコンの新作、楽しみにしています!
(でも決してご無理はなさらないように……)
作者からの返信
やっぱり、読者選考のことを考えると、新作を……。となりますよね(;´∀`)
ビジョン様は実際に三作同時連載されていて。ほんとすごいと思います!(≧▽≦)
いつもお疲れ様です~(*´▽`*)
どうしても、仕事や家庭の状況いかんで、時間と体力がある時とない時がありますもんね……(><)
無理のない範囲でできるだけ頑張りたいと思います!٩(๑•̀ω•́๑)۶
編集済
カクヨムコン新作、応援しています!(^^)!
だけど一番大事なのは、体力面。
呪われた龍も乙女ゲームも新作も楽しみですけど、それらは健康あってのもの。無理をしないよう、どうかお気を付け下さい(*^▽^*)
作者からの返信
ありがとうございます~!ヾ(*´∀`*)ノ
確かに! 体力と健康、ほんと大事ですよね!(><)
最近、どんどん衰えてきているので、大切さをひしひしと感じます……!(><)
無理をしない程度で頑張ります!(≧▽≦)
カクヨムコン新作。自分から見ると二日に一度公開を続けるだけでも相当難しいと思いますが、それに加えてさらにもう一作。
大変だとは思いますが、もちろん期待していますし、公開されたら絶対見に行きます。どうか、無理をしないくらいに頑張ってください(∩╹∀╹∩)
作者からの返信
ありがとうございます~!ヾ(*´∀`*)ノ
正直、自分でも2作連載を続けられるとは思っていなかったんですけれど、やってみたらできるものですね(苦笑)
カクヨムコン、恋愛ジャンルで挑戦予定です!(≧▽≦)
無理をしない程度に頑張ります~(*´▽`*)
編集済
文字数を数えるのと手書きをやめて、Wordもしくはカクヨムに直に打ち込む。これで1.4倍の生産力を捻出する。この事業計画はいかがでしょう?
作者からの返信
具体的な事業計画をありがとうございます!ヾ(*´∀`*)ノ
平均がわかったので、文字数数えるのは終わりにしました(笑)
って、ワードに打ち込んだときに1ページ分の範囲を選択して文字数を見てみるだけだったんですけれど(笑)
手書き……。やっぱりネックはそこですよね(><)
でも、ワードに直打ちもしたことあるんですけれど、手書きのほうが続きが思い浮かびやすいんですよ……(><)
あと、職場の休み時間でも家事の合間でも、子どもの病院の待合室ででも、どこでも書けるのが強みかなぁ、と(≧▽≦)
編集済
好きなものを書いてお金を稼げるの羨ましいですねー。
私、現時点でもまだ3000リワードすら貯められてないので……。
妬ましいほどに憧れます。
生産力の向上ですか……。
人様の執筆スタイルに口出しできる身分でもないんですが、紙に全文書いてPCに打ち直すのは流石に二度手間なような気がするので、個人的には文字数入力の上限がないタイプのスマホのメモ帳アプリをおすすめしたいですね(ストア行けば無料のものが色々あるので探してみて試すのも楽しいですよ)
で、紙(持ち歩けるメモ帳サイズでいいです)にキーワードやその話で書きたいこと・伝えたいメッセージだけ箇条書きにして、それ見ながらスマホのメモ帳でポチポチするのがいいんじゃないかなあと。
スマホならアプリによってはそのまま文面を自分のPCのメールに送ってテキスト化できちゃうので紙からPCにペッポペッポする手間も省ける上にそのままカクヨムにコピペできちゃうので生産力は上がると思います。外出先でもポチポチできますし。あと暗いところでも書けるのはつよい。
あと途中で新しい文章を挟みたくなったら加筆できたり、アナログだと消しゴムで必要なとこまで消しちゃったりとかも防げますし、デジタルも色々便利ですよ。
とまあ長々とベラベラ書きましたが、結局は綾束さん次第ですのでひとつの意見として参考にしていただければと。
なにかの助けになれば幸いです。
作者からの返信
コメントありがとうございます~(*´▽`*)
リワードに関しては、本当にお読みいただいている方々に感謝しかありません(*´▽`*)
やっぱり、紙に書いて、パソコンに打ち込んでいるのが一番の時間のロスですよね~(><)
パソコンに打ち込む時に、もう一度文章の流れを見直したりはしているので、完全に無駄ではないと思いたいのですけれど……。
今はいろいろなアプリがあるのですね! ちょっと探してみたいと思います!
お教えいただき、ありがとうございます~!(*´▽`*)