第44話 ドラマ「カルテット」再び


涼しくなり気分も変わります。

心配事は収束しないことが固定化されて心配も通常モードになりすぎているところかな。あと、大事なものが見つからない。あるんですけどね。ものの整理が悪い上に記憶力も低下しています。

とはいえ、見つかればああ良かったでまた無くすパターンはどうにもなりませんわ。


はい、「カルテット」ですね~昨日今日で見ちゃいました、一度見てお話は知っているけれど忘れているところもあったから、そのおかげでドキドキしつつ。記憶力ないのも役に立ちますね。2017年の放送だったのですね。


松たか子が主役それに松田龍平、高橋一生、満島ひかり。弦楽四重奏団の第一ヴァイオリン、第二ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ。なんですね。演奏シーン、沢山出てきます。テンポの良い会話は実に内容濃く、伏線もあちこちにきれいに引かれきれいに回収されていきます。名作ドラマですねえ。


今回心に残ったのは、すずめちゃん(満島ひかり)が危篤のお父さんのいる病院を素通りするところです。

いろいろあったお父さん。20年(だったかな)絶縁状態でお父さんのせいなのだけど死ぬ前に娘に会いたいということで、親戚が会いに来るようすずめちゃんを探し出して説得するのね。

すずめちゃんの人生はお父さんによって狂いました。最後に会いに行くのか行かないのか。心の葛藤、と思いきや結論はずっと前に出ていて実行しているの。

でも葛藤がないわけではない。その葛藤を受け止める真紀さん(松たか子)は真紀さんで何やら深い翳を抱えている。だからこそすずめちゃんの気持ちをそのまま受け止められたのだ、とドラマ終盤に納得するのでした。


また時間を置いて見たいドラマです。









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