第42話 「謝肉祭」ってシューマンのピアノ曲!
長い間、村上春樹の小説を読んでいませんでした。
文章は好きだけど、何かついていけなくなったのです。
それが、最新の短編集「一人称単数」これは読みたいな、読まなきゃなという気分になりました。
というのも、私のシューマン好きを知って、物書き仲間が教えてくれたからです。
村上ワールドについていけなくなったとき、私はシューマンのことなどほぼ知りませんでした。
あのときわからなかったことが、今ならわかるかも!
いいやわかりたい。
この短編集の最後から二番目に並ぶ「謝肉祭」という短編小説を、シューマンの同名の楽曲を聴きながら読みました。
同名……というのも、この音楽がストーリーのキーですから。
シューマン好きには震えるような内容です。好きすぎてしまう音楽について説明しようとすると、語彙がふっとぶ魔術にかかります。
端的に言えば、つまり、ああもう至福の時間!
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