出かけたのは6月の終わりでした。

もう2か月も経っています。あのときは今頃状況が良くなると思っていたのですよね。

願望大半、根拠はありません。

宗次ホールの、感染防止対策はしっかりしていました。ここまでするのだと感心しましたが、座れない席の数を目の当たりにして、わかってはいたもののしばし辛くなりました。

コンサートが始まったら、生の音の波に身を委ねました。長い間ののどの渇きのように求めてきたのですから、心身ともに音楽を満たそうと私の耳はいつもと違う働きをしてくれました。

ホール全体の雰囲気も、いつもと違っていたように思います。

音楽を聴ける幸せ。大事にしたいです。

♭

丸尾祐嗣ピアノ　オールショパン

マズルカ第30番ト長調op.50-1

華麗なる大円舞曲op.18

幻想即興曲op.66

バラード第3番変イ長調op.47

ノクターン第20番嬰ハ短調遺作

舟歌嬰ヘ長調op.60

ポロネーズ第6番「英雄」op.53

前奏曲第15番「雨だれ」op.28-15

この日は「雨だれ」を聴くのに、ほどよく雨が降っていたと思うのですが。

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