第39話 北村朋幹ピアノリサイタル 2020.2.29
長い空白の前の最後のコンサート、ツィッターをまとめていたものが非公開のままになっていまして、今頃ですけどアップします。
何度も思い出しては、ホールの空気感を愛おしんでいました。
ラッヘンマン:ゆりかごの音楽
ブラームス:8つのピアノ小品 Op.76
バルトーク:戸外にて Sz.81
シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17
シューマン:子供の情景より 第12曲 眠りに落ちる子供
ベートーヴェン:6つのバガテル Op.126より 第3曲 変ホ長調
のラッヘンマン「ゆりかごの音楽」
ラッヘンマンは音楽も名前も初耳。現代音楽。良かった、現代音楽はわからなくてもけっこう楽しめる。
つい最近、県芸で印象派の色彩にひたってきたので、色がきれいな色ばかりが眼前に広がって、楽しかった。
色を感じさせる曲であり、演奏でした。
ブラームス、8つのピアノ曲作品76
初耳かもしれない。生で聴くのは初耳。ラッヘンマンの「ゆりかごの音楽」に続いて聴くと、こちらは薄墨の美かな。くぐもった感情というのか、ブラームスらしさが心に残りました。
バルトーク、戸外にて Sz81 BB89
出だしが強烈で、ルーマニア民族舞曲とは全然違うので一瞬びっくりする。初めて聴いたけど楽しかった。知らないことがかえって良かったかな。復習が楽しみ。
シューマン、幻想曲ハ長調作品17
ソナタを含めて長いピアノ独奏作品のなかで、世界一好きな曲。
素晴らしい演奏で、聴いている間血流が違っちゃったみたいに感じた。
素晴らしい曲を素晴らしく弾いてもらえると、気分は本当に上がりますね。少し人間が良くなれる。感謝の気持ちでいっぱいです。
アンコールの一曲目はおなじみ「子どもの情景」の最後から二つ目ですね。家に帰ったようなほっとした気持ちになりました。
二曲目は知らない曲でした、とても素敵。誰の曲かなあと考えながら。優しいベートーヴェン、バガテルOp.126-3でした。
宗次ホールの記録
https://munetsuguhall.com/blog/reports/entry-2087.html
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