第4話

葬式は自体はすぐに終わった。だが遺言書があるそうだ。親族が読み上げていた。クラスメイトは高卒にしてかなり出世をしたようで仕事を頑張り過ぎた過労死だそうだ。


「私の財産の分配だが中学のクラスメイト達に123円配って欲しい。これをどう取るかは彼ら次第だ。残りは全て家族、20歳以上の若い者中心で分配することとす。」


123


俺は思い出した。


いじめだ


俺たちは彼をいじめていた。


そのことに気づいたとき俺は意識を失った。




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