第3話

あれからも突然死は続いている。


俺は怖くて田舎の実家に帰った。


「あんたね。いつか人間バチが当たるもんだけどそこまで怖がってちゃなんも出来ないよ。」


「怖いもんは怖いんだよ。」


「とりあえず外にお行き!」


無理矢理出された俺は行く宛ても無く歩く。


喉が渇き自販機で飲み物を買う。


「そういえば金を下ろしてないな。」


一度家に戻り通帳を持ちATMがある場所に向かう。


金を下ろして通帳見たすると


88123


通帳にまた不明の入金があった今度はすぐに銀行に連絡したが入金者は不明とのこと。


母にそのことを話した。


「42731円と88123円ね。けど銀行じゃ給料の送金でしか有り得ない送金よね。何かのメッセージかしら。」


「怖いぜ。」


「そうね念のためは開かないでね。」


(ネット、網!88は網123は?42731は死になさい!?)


「お袋123で思い浮かぶ言葉を言ってくれ。」


「なによアンタ急に?」


わからない。そんな時。お袋の携帯が鳴った。


「はいもしもしえっ?嘘今ここに居るからすぐに行かせるわ。」


「なんだ。」


「アンタのクラスメイトが亡くなったのよ。明日お葬式をするからすぐに行きなさい。」


「わかった。」


自分に身にかかった呪いの数字が頭に離れずも葬式に着るものを出していた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る