(まっ……眩しい!!)


ロウスは眩い光により

目覚めてしまった


その光に驚き飛び起きた


「これは!?」


カーテンが開いており

太陽が昇っていた


太陽と言うものは知っていたが

ロウスは太陽を見るのは初めてだった

隣のベッドを見た

眠ってたはずフィリアがいない


早足で1階に行くと

フィリアは

リビングでソファーに腰掛け

朝食を取っていた

サンドイッチを頬張っていた


テーブルには

サンドイッチ

スクランブルエッグ

ウインナー

サラダ

ホットココア

と言った朝食があった


「おはよう!!ロウスも朝食食べる? 」


キッチンからティナが笑顔で

ロウスに聞いてきた


美味しそうな匂いだ


「じゃあ、いただきます」


と言った

ロウスはフィリアの

隣のソファーに腰掛けた


「この光は?」


ロウスがティナに聞く


「朝食を食べてから説明するね」


ティナはテーブルの前に立ち

手をかざした


すると料理が現れた


ロウスは目を丸くさせて驚いた


「どうぞ、毒は入ってないよ、手作りだから安心して?」


フィリアと同じ朝食だ

ロウスは手をつけ口に運んだ


「美味しい」


ロウスの素直な言葉に

ティナは喜んだ


「良かった!!食べて食べて」


━━━━━━━━━━━━━━━


ロウスは朝食を食べ終わると

ホットココアを飲んだ


「では、この光を説明するね」


ティナはロウスの前の

ソファーに腰掛けた


「これは、人工的に作り上げた、光、電球とは違うの、朝みたいなものね」


「朝?」


ロウスの言葉に

ティナは自信なさげ言った


「朝を本の中でしか知らないから、確かな物か分からないけど、城で教わった物はこれよ」


ティナが言い終わった頃に

外からドアを開けて

スコットが現れた


外は暗かった


「さぁ、修行をしようか」


とスコットは言った

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