自己紹介

「今日はおやすみください」


スコットが立ち上がると

お辞儀をした


「あの聞きたい事があります」


ロウスの言葉に


「はい、なんですか?」


スコットは微笑みながら答えた


「自己紹介ってまだしてませんでしたよね?」


ロウスの言葉に

スコットは思わぬ言葉をかけられ

間抜けな顔になってしまった


「すみません、聞くなら名乗れですね」


「いぇ、私の方こそ、そのような事を聞かれるとは思っていませんでした」


「私はティナです!!18歳!得意な分野は魔法家事」


ロウスとスコットの話しに

ティナが元気な声で割って入ってきた


「ティナやめなさい、ロウス様に失礼だぞ」


スコットがティナに静かに叱る


「大丈夫ですよ、それに敬語やめてください、使われないの慣れないです」


「え……しかし……」


ロウスの言葉にスコットは驚いてる


「…あまり言いたくないのですが…これは命令です」


ロウスの言葉にスコットは


「では、お爺様には内密にお願いします」


と言った


「お爺様?」


「ルイスお爺様の事よ」


ロウスの言葉に

ティナが答えた


「家族なの」


「え!?」


ティナの言葉にロウスは驚いた


「私…俺はスコット、22歳、酒が好きだ」


声が変わった

地声と言ったような感じだろう


「俺はティナの兄だ」


「私は妹」


だからティナはスコットに従っていたのかと

ロウスは今、理解した


「お酒が好きなんですね?」


「それはまた後日にするよ、さぁ寝よう」


ロウスの言葉に

スコットは欠伸しながら言った


隣にはフィリアが既に眠っていた


「2階にベッドがある、使え」


ロウスはスコットを

敬語を使わなくなった瞬間

言葉が悪くなったなと感じだ


フィリアを抱き抱え、2階に上った

シングルベッド2つ置かれてある


ゆっくりフィリアをベッドに寝かすと

ロウスももう1つのベッドで横になった


疲れていたせいか

眠気がいきなり来た


そして眠りに入ってた

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