旅立ち

ロウスとフィリアは食事が終わった頃

スコットとティナは現れた


「では、参りましょう」


スコットは言って来た


「スコットさん達は食事は?」


ロウスはスコットとティナに聞いた


「私達は、ロウス様とフィリア様がホテルに到着される前に先に頂きました」


「そうなんですね」


フィリアが言った後

ロウスは言った


「あの荷物はどうしました?結構大きい荷物でしたけど、見当たりません」


ロウスは不思議そうに言った


「それは、私の得意分野です」


ティナが笑顔で答えた


「大丈夫ですよ、私の手の内にあります」


ティナが手を握り開いた

手の平にリンゴが現れた


ロウスは目を丸くさせて驚いた


「城の者は魔法が使えますので、安心してください」


スコットはそう言うと

ロウスはゆっくり頷いた


「では、参りましょう」


ロウスはフィリアの手を引いて立ち上がった


4人はホテルを出て

少し歩き、街の門の前まで来た


スコットが先に立つと

門がゆっくり開かれた


フィリアは不安な顔をしている

ロウスはフィリアの手を強く握った

フィリアはロウスを見る

ロウスも不安そうな顔をしている


「大丈夫、僕も同じ思いだ、でも行こう」


とロウスは言った後

ロウスはフィリアを見て微笑んだ

フィリアは頷いた


4人は門を潜って出た

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る