ロゴハウス

街を出てどれくらい経っただろう

もう街も見えなくなっていた


ロウスはスコットが

いないことに気が付いた


当たりを見渡した


背後から殺意を感じた


ロウスの目付きが変わった


大剣が振りかかってきた

ロウスはそれを交わし

ナイフを素早く取り出し

振り返りナイフを首元に当てた


そこにはスコットが立っていた


ロウスは驚いた

ナイフを直ぐ離した


「何で…?スコットさんが…?」


「御無礼申し上げます、申し訳ありません」


スコットは大剣を地面に刺すと

頭を下げて謝った


「説明は後でなさいます、外は寒いので中でします」


「中?テントでも張るのですか?」


ティナがその場を離れた

両手をかざした


ロゴハウスが現れた


ロウスは目を丸くさせて驚いた

フィリアも同様であった


「では、入りましょうか?」


スコットは微笑みながら言った

ロウスとフィリアは不安になりながらも

ロゴハウスに入って行った

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