すごくすごく感動しました。
カクヨムで小説読んでて、初めて泣きました。
未来の話なのにどこか懐かしくて、機械の話なのにとても温かかったです。
海も “本物” だって思いました。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございました。
星までいただき恐縮です。
うれしいお言葉をいただき、舞い上がるようです。
機械の物語、人工知能のお話は書きたい核心で。
つまり人間のこと、自分自身のことでもあります。
今回はちょうど大好きな海が描けてラッキーでした。
好き嫌いが別れる作品、クセのある筆致だと自分では思います。
まだまだ未熟でもあります。
精進できるかどうか、ちょっとずつ進んでいこうと思います。
ありがとうございました。
うっかり泣きそうになりました。
どこでかというと、二週目の「あたしと一緒に死ぬ勇気ある?」で、です。
先を知ってからこの台詞を読むと、威力が凄いです。
あっさりとしているのに柔らかくて鮮やかに情景が浮かぶ描写も凄いです。
ダイビングどころかテレビでしか珊瑚礁を見たことがないような私ですが、頭の中でしっかりと生きものたちが挨拶してくれました。
また、このあっさりとした感じが登場人物たちととても合っていて、圧倒されながら読み終えました。
指摘なんてありません。凄いです、この物語。
素晴らしい作品をありがとうございました!
作者からの返信
お読みいただきありがとうございました!
過分なお言葉をいただき、舞い上がるようです。
セリフがすごいと言われるのには慣れていなくて、モジモジしてしまいます。
このところ改めて覚悟しているのは、生と死を作品に練り込もうということです。
尊敬している大好きな椎名林檎女史も必ず死と生を描くと言っています。
マネしようと。笑
あっさりとした表現は、なぜか最近つとめて意識している部分です。
短所を前面に押し出そうと。
たまたま今回は都合がよかったです。
沢峰さんにご指摘いただき、若いころマンガを描いていた時にも同様に言われていたのを、そういえばと思いだしました!
楽しんでいただけたなら、書き手冥利です。
勇気が湧きます。
コメントありがとうございました😊
海の生き物の描写がとても好きです。アオリイカのカップル、しかめ面のロブスター…。その生き物たちに挨拶する海斗の素朴さがまた素敵です。作者様の深い教養、豊かな体験、それに生き物たちへの温かな視線を感じました。
そんな命に満ちた海で命を懸けて泳ぐ無生物の二人…。なんだかとても奥深い…。
身体の器官に関する描写、呼吸や繁殖能力への言及なども生命というものを掘り下げているように思われました。
素敵な物語を読ませていただき、ありがとうございました。
作者からの返信
お読みいただき、ありがとうございました。
星までいただき、とても嬉しいです。
太陽と海のお題には、大自然と命と人間というテーマがすでに含まれていて、書き手みなさんの想像力をかき立てましたよね。
わたしの場合、ダイビング経験を盛り込みました。
重い機材を背負って、リスクを負いながら潜る行為は、サンゴや魚たちに会える行為であると同時に、自らの身体への理解も深めてくれるものとも感じています。
無生物にも魂が宿る、というのは日本人なら何となく共通しているかなあと思っていて。
何かが憑依するのではなく、そのものに心を求めてしまうような。
おかしいですよね。笑
コメントいただき、嬉しいです。
こちらこそ、ありがとうございました。
編集済
此度は企画にご参加頂き、ありがとうございます。
傑作だと思います。素晴らしいです。良い表現が思いつきませんが、私が口ずさんだメロディーを、作者様の編曲によって想像もしていなかった名曲にまで仕上げて頂いたような、そんな感激に私は震えています。
筆致という点で、表現が素晴らしいです。冒頭、甘くキュートな表現は、ダイビングのご経験が存分に生かされているのだと思います。海中の住人たちを優しく愛でる目線は、それを経験したことの無い者には、仮にテクニックを身に着けたとしても出来ない表現でしょう。端的な表現と宝石の原石のような言葉達(原石と言ったのは、宝飾品のような過剰な装飾が無いという意味で使いたかったのです)。そして、ハッとするワードを、ここぞという所で入れてくる。「読ませる」テクニックが素晴らしいです。
またSF要素も、超越した科学世界の中で根源的なテーマを扱っていて、しかもそれを難しい言葉を使わずにわかりやすく伝えている点が大変に良いです。SFというだけで嫌煙する人もいまずが、そういった人にも読ませられるものだと思います。
人類が忘れたかったもの。代替者を生むきっかけにもなったそれを、代替者が探しに行き、何かを託している。命の輝きを「きらり」に結びつけるなど、本当に素晴らしいです。
改めて、こんな作品にしてくださり、ありがとうございました。
指摘箇所は探しましたが、見つかりませんでした。だけど企画なので無理くり探しました。
「言う」などの漢字表現の統一です。「○○という」などはそのまま、「○○が言った」は漢字、ただし感性が若年の場合はひらがな……
とか。今回は意図されてひらがなになっている場所が多い印象でしたが、あとはこだわる場所はこういう「表記上の都合による読者の受ける印象」に配慮してどう演出するか。くらいだと思います。
現時点で十分なほど配慮されていますが、更に一歩踏み込み、ふたりの命の輝きが読者の網膜に焼け付いて離れないような作品になるのでは、と期待せずにはいられないのです。
最後に、素敵な作品をありがとうございました。
作者からの返信
ていねいなコメントと、ありがたいご指摘をいただき、感無量です。
もったいないお言葉もたくさんいただき、恐縮やら満足やらで、もうしばらく書かなくていいかと横着になりそうです。笑
特異な舞台の物語にマッチした書き方だったと思います。
描写をたくさんするとボロが出るのであっさり控えめにしました。
多くの方にとって心理描写は物足りなかったと感じています。
「言う」を「いう」にしているのは、できるだけ平仮名を増やそうとする一環です。
(でもじつは東野圭吾先生が一時期「いう」を使っていらしたのに憧れて)
ぶっきらぼうな短い文章に、根源的なテーマ。
若々しい会話もあまりない。
そこで少ない漢字とたくさんの平仮名で、読みやすくフレンドリーに。
という作戦なのですが、ちょっと方向が違うとも感じています。笑
毛色の違いは出るのですが。
何でもかんでもひらいていると、実際に表記上の不都合もありますよね。
たしかに問題を感じていて、うまくバランスを取っていこうと思っております。
ありがとうございます。
今回の作品には、若いひとたちが、いつまでも身体を使って世界と接してくれたら、という願望も含むことになりました。
いただいたお題には、フィジカルとメンタルの真髄がすでに含まれていて、書き手のみなさんそれぞれに楽しまれたことと思います。
このたびは、書くことでも、他の書き手さまのものを読むことでも素晴らしい機会をいただいて、深く感謝いたします。
得た経験を生かして、新たに作っていけたら幸せです。
カクヨムはいいなあと、改めて思います。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
編集済
おもしろいです!
やましんには難しい言葉は、おおめにみまして、理屈に走らない情感が素晴らしいです。
アニメになったら、いいな。
青を基調に、きらきら輝くといいな。
アニメになったら、ちらと、やましんを出してください。(こらこら❗)
そうそう、書かれているより、書かれていないことが、いっぱい有りそうなのも、大好きです。
作者からの返信
楽しんでいただけたようなので、うれしいです。
青を基調にきらめく世界が、少しでもイメージしていただけたら書き手冥利です。
アニメ化は、やましんさんのほうが先でしょう、明かに。
わたしのお話はお金にならない感じですから。
理屈に走らない感情。
青春って、理屈にならない感情で、それを描くとああなるのでしょうね。
わたし、いま遠い目になっています。
書かれていないことはたくさんあって。
この話は、わたしの長編の世界の地球の物語です。
人造人間には人造人間のお話があって。
自分の宣伝をしてしまったので、ここで他の作者さまのことも書かせていただきます。
今回のゆあんさまの自主企画には、さまざまな個性をお持ちの作者さまが、珠玉の作品を持ち寄ってくださっています。
稀有なのは、全てが素晴らしい作品だということです。
やましんさん。
面白いし楽しいし、しんみりするし、どうぞたくさんお読みになってください。
オススメです!
お読みいただきありがとうございました。
星をたくさんいただき、踊るようです。
はぁー、すごい。いや凄いとしか表現できない。とんでもないものを読ませて貰いました。
独特の文体から構成される物語は、新しいのにどこか懐かしい。このあたりのバランスが素晴らしいですね。
これはセンスのなせるワザでしょうか。私には逆立ちしたって書けそうにありません!
読み物としても当然面白いし、文体も独特で勉強になるし、さらにはこの爽やかな読後感。すごいなぁ。
さっきから「凄い凄い」ばっかで申し訳ないですけど、本当に素晴らしい作品でした!
とっても面白かったです!
作者からの返信
面白く読んでいただけて、嬉しいです。
星をたくさんいただき、恐縮です。
読むかたに楽しんでいただけたとすれば、カクヨムデビューした二年前から、それなりに改善されたのだと思われます!
今回は、幸運にもストーリーが浮かんでみなさんと一緒に参加できて、わたしも楽しかったです。
コメントありがとうございました。
PS:読後感が爽やかといっていただくと、ものすごく勇気が湧きます。
ひんやりしてますね。
全ての符合が一致して、残りの青春、すごすんでしょうね。
機械だけれども。
作者からの返信
彼らは生まれた時から(製造された瞬間から)高校2年生で、歳をとらないような気がします。
だから、ほんとうの青春もありません。
あるいは、永遠に青春。
彼らは何十万体の中でタマに生まれる外れ者で、たまたま青春することになりました。
たまたま、わたしたちと同じ青春の物語の主人公になりました。
おおおお。感動です。物語の美しさに鳥肌です。素敵すぎる。こういうの書けるのってセンスだと思うのですよ、羨ましいです。
透明感のある文章も、練習して書けるようなものじゃないのですよねえ、作者の人柄が出るのだろうなあ、なんて。
とても素敵でした!(語彙力……)
作者からの返信
最後までお読みいただき、うれしいです。
もったいないお言葉で、恐縮します。
今回はわたしの書き方とプロット、ストーリーが相性が良かったかもしれません。
瀬夏というペンネームだけに、夏の海のお話こそ頑張りどころでしたが、センスは自信なかったです。
練習、修行はしているつもりなのです(方法、方向間違ってますけれど、笑)。
描写がヘタなので、ていねいに単語を選んではいますが、これからは人柄の矯正もしないとですね。笑
コメントをいただき、星までいただき、舞い上がっています。
ありがとうございます。
感動しました。的確な語彙、美しい描写、躍動感、そこに組み合わされるSF。
切ない言葉を沢山綴るよりもはるかに感情に訴えるものが、この作品にはあります。物語としてのひとつの理想形です。
作者からの返信
お読みいただき、うれしいです。
レビューをいただいて、天に昇りました。
しかも、いち早く紹介していただき。
最終話をアップするのが怖かったです。笑
最後にいろいろ説明する必要があって、それは興ざめですよね。
ムリとは思いつつ、一応あがいてから説明しました!
(描写っていうのは説明じゃないのだぞ! と、亡き中島梓先生が書いておられたのを、しょっちゅう思い出しています)
もったいないお言葉をいつもいただいて、感謝しております。
しあわせです。
冷徹な客観視とともにマラソンのような長丁場を踏破するオレンジ11さんに、わたしはいつも学ばせていただいております。
いろいろやってみようと思います。
わたしの場合、コースから外れてしまいながら。(?)
ありがとうございます。
編集済
はじめまして、いいの すけこと申します
。
今回の企画、このあらすじでこんなお話になるのか~!と唸らせられる作品がいくつか拝見できますが、瀬夏さまの作品もその一つです。
SFってほとんど読まないジャンルなので、世界観もすごく楽しめました。
文章も読みやすかったです。
これからも頑張ってください!
作者からの返信
応援、コメント、星までいただき、ありがとうございます😊
楽しんでいただけたのは、作者の最高の喜びです。
好き勝手に書いて素晴らしい結果に結びつくと、今後勘違いしそうなので、じゅうぶん注意いたします!
SFを普段に読まないのはわたしも全く同じです。
なのにSFチックなものを書いて恥をさらけ出すのは、陽子の息継ぎ限界への挑戦のようなものです。笑
企画に参加されている皆さん、流石にサスガです。
がんばります!
お読みいただき、ありがとうございました。
編集済
なかなか素敵な設定で面白く読めました。SFですからね。最初の話で感情描写がなかったり理屈っぽかったりで予想は出来ましたけど。
こういったストーリーは好きです。
気になる所があると言えば、人間の定めたアルゴリズムがどの程度かという所です。理屈に基づいて行動する機械に死といった概念があるのかどうか。
壊れても直せる。リセットに怯える風もない。廃棄処分でも感情が爆発する事はない。陽子が「死ぬかと思った」と言っているので仮に概念があったとすると、恐怖はあるのか。それが疑問です。
それがアルゴリズムから逸脱した物語だった場合、バグが発生している箇所と、機械らしい理屈に沿った箇所のせめぎ合いみたいなものがあると、もっと面白くなるのではないかなぁと感じました。
どの程度の機械なのでしょうか? 完全機械? アンドロイド? 人間に近い?
>身体性を獲得したぼくたち機械は~
何の身体性を獲得したのかが表記されていないので、少し不明瞭ですね。
ここは『人間としての身体性』だと思うのですが。
作者からの返信
コメントをいただき、星までいただき恐縮です。
感情表現や心理描写が苦手で、可能な限りしないわたしは、この作品に限らず淡々と進めてしまいがちです。
音楽でいえば〜メロディを生かすために数々の和声を当てはめ、変化させて、ここぞという場所で誰もが納得するコードで泣かせる〜といった王道の作り方に、わたしは背いてしまいます。
琴線にも触れず、ヘンな音を出してあきれられるのは得意なほうだと感じています。笑
人間の物語そのものであり、SFとしての詰めを提示していないこの作品は、「現代ドラマ」の一種としての「未来ドラマ」です。
種明かしで使うギミックが未来テクノロジーになっているだけです。
わたしはいつもカクヨムの「SF」タグの許容力に甘えています。
貴重なご指摘をいただき感謝いたします。
ありがとうございました。
………………
蛇足として、作品の舞台裏というか、ふたりの「機械」についてわたしの考えていることを少し書かせていただきます。
程度の差はありますが、ふたりは有機物と機械のハイブリッドで、従うアルゴリズムは現代のAI技術のそれとは違ったものを考えています。
より生物っぽいというか。
ふたりの場合は人間の細胞をたくさん使っているので、人間のように振る舞いたくなってしまうのは必然で、それをなんとか抑えるためのアルゴリズムになるかなあと思っています。
生きた有機物は中枢だけではなく、あらゆる場所が重要な役割を演じるらしいですから、ふたりはやはり人間の一種なのです。
抑えられて、自分でもなにがしたいかわからないまま突っ走るような。
そんな若さを描いたつもりです。
ふたりともちゃんと分かっていて、悟ったように見えるかもしれませんが、本質は人間の若者とまったく変わりません。
SFとして読んでいただくには、もっと文章を使って設定をわかっていただく必要があるかと思われます。
おっしゃる通り、ちょっと無理をした感じになっています。
理屈っぽい文章になってしまい、すみません。
ありがたいご感想、ご指摘、感謝いたします!
*当初の文章があまりに長文すぎてキモかったので、要約いたしました。汗
SFを一緒に語れる御仁の出現に、嬉しすぎて我を忘れてしまいました。
どうぞお許しください。
2019.11.6
これはすごいです。お見事としか言いようがない。
第一話はプロットどおりの普通の展開、第二話からおや?と違和感を抱かせての第三話。
お手本のような序破急です。いや、お手本ですね、これは。
いやー、あのプロットからガチシリアスSFに持って行けるもんなんですねー。まいりました。素晴らしかったです。
作者からの返信
星をいただき、感激です。
読書量も作文量も少ないので、正統派ストーリーが書けません。
結果、このようなものになったのだと自分では思います。
流れを重視して文字数を増やさないようにと頑張ったのが、お褒めのことばをいただいて報われたような気がします。
うれしいです。
お読みいただき、ありがとうございました。
勇気をいただきました。
近未来SF・ディストピア物ならではの、もの悲しさにあった静かな筆致でいいですね。
情報を出すタイミングも、出し方も、「あの仕組み」のような思わせぶりな前振りを使わずにすっと出していて、スマートでいいなあと思いました。
このお話の世界は、どんな世界なんだろう、と、そんな想像ができるお話でした。おもしろかったです。
作者からの返信
すてきなレビューをいただき、舞い上がりました。
熱い思いが(時には怒りが)創作の第一の原動力になっていることを見抜かれてしまった気がします。
この話の世界は、わたしの処女作の時に作られて、いろんな断面からいまだに探っています。
ちょっと便利です。笑
お読みいただき、ありがとうございました!
勇気をいただきました。
PS:この3話のアップを温泉旅行中に行いました。
群馬の伊香保温泉の宿でしたが、そこでミストサウナを堪能いたしました。
いつもの倍くらい立て篭もっていたので、いよいよ水風呂初体験と勇んで足を踏み入れましたが、ひざ上までで十分になってしまい、「よし」とつぶやいて終了してしまいました。
情けなかったです。
>彼女が死をいとわず求めたものは、超重力兵器の復活などではない。
息継ぎの限界のその先に、なにかを求めたのだ。
ここのフレーズがぐっときました。それ以降、畳みかけるような展開もカッコイイです。
プロットに沿いながら独自の世界感を作り出していて、「おぉ…!!」と痺れました。繊細で儚い雰囲気が魅力的でした。個性ですね、これは。すごい。
作者からの返信
星をいただき、感激です。
今回ひねり出したストーリーが、わたし自身の書き方になんとなくマッチしたのだと思います。
実力も足りず、嗜好も違いすぎて、みなさんに好かれる感情豊かなボーイミーツガールをお届けすることはあり得ませんでした。
楽しんでいただけた読者の方がいらっしゃったことは、とてもうれしいです。
励みになります。
お読みいただき、ありがとうございました。
何度読んでも、いいお話です。
ふたりの命のあかし。
作者からの返信
何度もお読みいただき、これ以上の喜びはありません!
これが作者冥利ですね。
ありがとうございます。
コロナで命を落とされるかたもいらっしゃいます。
日々大切に燃焼しなければ、非常にもったいないことになると、気を引き締めたりしています。
トシとったかなあ😅
コメントありがとうございます。