モフ国の現状

 モフの町はもはや国と言っても過言ではないレベルに発展した





 町をぐるりと城壁が囲み、外部からの魔物の侵入を物理的に遮断する。これもモフ達が数に物をいわせて圧倒的スピードで建設していった





 湖の真ん中を埋め立てて建設された女王の城はシン○○城そっくりに建設され見る者を魅了した






 そしてモフ国名産の衣服は「 moff 」の名前でブランド化に成功し、現在では衣服メーカー最大手となって周辺国家を席巻している





 席巻しているといば、もちろん「 モフの手紙便 」もすさまじいスピードで普及していっている、シェア率など他の馬車や人での配達などとは比べ物にならないため圧倒的だ、普及していない所で言うと頭の固い北のキタキタ国くらいであろう




 それ以外の国ではもちろんモフの手紙便を使っており、その情報は全てモフ国が取得済みである、それによって金儲けをし、良い人材や資源を買い漁っていった






 また情報を開示していないキタキタ国などのモフ国は取得している、炭鉱掘削として資源を採りつつ、地下から国境侵入するトンネルを作り、情報を取得しているのである。もちろんトンネルの出入り口は分からないようにしているが、仮に見つかったとしてもウサギの巣穴と勘違いするような大きさになっている





 そうしたことを国家ぐるみで繰り返すことにより、外貨を取得しそれを資源に換えていって急速な成長を成し遂げた




 初めは周辺国家も勝手に名乗って作られた国に対して良い感情を浮かべていなかったが、モフ国の圧倒的な金周りの良さに今では認めてしまっているというのが現状である






 巷では、とりあえずなんでもモフ国に売りに行け、と言われるほどモフ国は資源を惜しみなく買っていった、もう経済まわりまくりだった






 世間では 「モフ国景気」と言われるほどだ






 そんな感じで順調に国が出来上がったため次にコン太が考えたことが





 他国の属国化であった





 まずは他国の国力を削ぎ、モフ国に依存させる、そしてモフ国に編入させるというものだ





 そして他国の国力を削ぐためにコン太は 「モフの傭兵」 を立ち上げた

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