2体目の側近と下位精霊ゴーレム
2体目はクマ太が真面目だったからもっとゆるーい子がいいなあ。クマ太とバランスがとれる感じがいいからね、かと言ってもナンバー2だからちゃんと仕事できるような頭の良さもほしいし。よしキツネさん縫いぐるみにしよう
そう決めたらすぐに縫いぐるみをつくりだす
クマ太はさっき言ったお仕事を一つ終え、マキをあつめて火を起こしてくれた、ちょっと火が着いたときに軽く手の先が焦げちゃったみたいで焦ってたけど、こういう所は精神世界ではやっぱりなかったことだな、現実だからこその出来事
たき火の前で作業を開始する、縫いぐるみ自体はなんやかんや言ってる間にできた
クマ太も簡易の寝床を作ってくれてる途中だ
「よしじゃ上位精霊魔法やりますか」
超ハイペースで超大変だけど始めが肝心だからね、心強い子がいないとおちおち眠れないし頑張るよ
「精霊さーん、この子に宿ってくれるしゃべれる精霊さーん、私のゴーレムになってくれる方募集でーす、いろいろお仕事は大変だし私の部下になるって感じだけど物質体を手に入れていろいろ経験できますよー。自分磨きや修行なんかにぴったりのお仕事でーす。psゆるーい感じの子待ってまーす」
っとそんな感じでまた頑張って22時間くらい経っためっちゃ眠い。肉体に入って久しぶりの眠気を感じるちょっとやばい
クマ太は簡易寝床作って今は泉で魚を数匹採ってくれてた
キツネの縫いぐるみが光だす、そしてまたゆっくりと立ち上がり
「コンちゃーーーーす!」
「おおおおおおおおおおおおおおおこんちゃーーーーーーす」
きたーーーこれゆるい感じの子だわ、しかもいきなり洒落かましてきてるでぇぇ、けど眠いし早速ずっと考えてた名前をつける
「君はコン太!よろしくね」
「よろーー 女王様」
よしいい感じ、ゆるいっていうかちょっとちゃらい感じだけどもう眠いしいいや
「じゃ早速で悪いけど そこのクマ太と仲良くしてね、そんで私寝るからあとよろしくー」
そう言って私はクマ太が焼いてくれた魚を数匹食べてクマ太が作ってくれた寝床に横になる
明日は起きたら、毛糸があるだけ縫いぐるみつくろう、あとは下位精霊でいいから楽になるかな。そんな事を考えながら私は眠りについた
女王の朝は早い。と思ったけど、もう真昼だなこりゃ
「女王様こんちゃーす」
「こんちゃーコン太」
そう言って簡易寝床から起き上がり、コン太が用意してくれていた軽食の良くわからない焼いたキノコを食べる
「さて今日も縫いぐるみ達をつくるよ、今ある分の毛糸全部使っていくから、コン太もクマ太と2人じゃキツイでしょ」
「そだねーあっしはどっちかというと文官タイプですから、特に働き手がいないと役立たずですし」
「あはは、そうなんだ、じゃあ新しい縫いぐるみ達ができたら管理は頼んだよ」
「あじゃっす」
「じゃあはじめますか!」
そして縫いぐるみを作り出す、下位精霊魔法ということでちゃちゃっと作っていくよ、デザインはネコ型でいいか
パパッと作ってパパッと下位精霊魔法をして
「よしできた!」
そうして出来上がったネコの縫いぐるみが動き出し始めていき
「にゃーーーーーーー」
「「おおおおおおおおおおおお」」
コン太と2人揃って歓声をあげる
「よろしくねー、これから君はこのコン太ともう一人クマ太っていう子がいるからその子たちの言う事きいてね」
「分かったーー」
「じゃあとりあえず木の枝集めてきて」
そうコン太が言うと
「分かったーーーーーー」
といって山に向かってネコの縫いぐるみは走っていった
という感じで下位精霊が誕生した
「あとはまかせたよコン太、このこらは下位精霊だから、簡単な質問とか命令を実行し続けるって感じだから、うまく使うのは難しいかもね、あと単純作業は得意だけど基本は精霊だからちゃんと個性もあるし、感情もあるからそこも注意してねえ」
そういって残りの縫いぐるみを作っていった
そんなこんなでクマ太とコン太と ネコ型縫いぐるみ合計15体ほどができた
このペースでいくと後15体くらいで毛糸がなくなっちゃうかな
現在クマ太とコン太がそれぞれ半々くらいのネコ型縫いぐるみをつれて、
クマ太が外にでて私の食糧を確保してくれて、コン太達が木の枝なんかをあつめて建物を建てるように資材を集めて行っていた
「クマ太!コン太!集合!!」
そうして集まってくる2人
「あと15体ほど縫いぐるみ作ったら毛糸がなくなっちゃうから、余裕が出てきたら
毛糸集めを頼むよ」
「クマ太頼んだ」とコン太
「分かったクマ、必ずやこのクマ太が大量の毛糸を確保してくるクマ!大船に乗ったつもりで待つくま!!」
そうしてクマ太は準備を整え森に毛糸をとりに向かった
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