2019年12月15日(日) 年内最後の陸上の日

 長距離ランニング中の鬱状態を回復させる1つの術!

 好きなものを考える!

 以上!


 座ってノートかタブレットをみて1日を過ごす僕からすれば、週に一度の陸上なんて死亡リスクの頂点でしかないわけですよ。

 脚が「坂道大の苦手」って最近言ってくるんですけど、実際上りは息ゼーハーするし、下りは息は楽になるのに地面を覆い尽くす落ち葉で滑って転ぶし、隣崖だし。

 そんな足場の悪い坂だらけのクロカンコースを2kmとちょっと走ったら、水分取って、トラックを7kmですよ。

 ああ、死ぬ。

 思えば、家で座るか食べるか寝るかしかしてない人間が、そんな何キロもほいほい走れるわきゃあないんですよ。前にアレルギーで走れなかった一回もあるし、底辺の中でも走れない部類になっちゃってますし。そもそも走る姿勢も変だって言われたし実際走り方知らんし足変に痛むしこれもうそろそろご愁傷様ですよやめていいですかぇ

 と、鬱々してると、本気で走れなくなりますね。足に違和感あって今走るのを辞めなければ本気で地獄に堕ちるぞ?とかしか考えられなくなる。

 で。

 カラスが。一羽、歩いているカラスが、目に入ってきたんです。

 ぴょこぴょこと身体を揺らして、細い足をちょんちょん動かすその姿。……かわいくない?

 突然、ふっと血が沸き立って、カラスを見るためならあと1周は余裕だという思考が入ってきた。という小説にもならないようなご都合主義展開。

 その後、「呼吸が普通に出来ているから死なないんじゃね?」という説得力満載の言葉でポジティブな視点が一気に蘇り、完全復活を遂げました。

 次来たときにはカラスは消えていました。

 あと残りは4km程度だったと思うのですが、その間、ファイ・ブレインのオープニング曲を脳内プレイリストで再生、無限ループさせていました。足を着くテンポとBPMが合う曲が良い。かつ心が盛り上がると尚良い。

 そんなこんなで、トラック上だけで7200m、1時間きっかりを走り切りました。これってすごいことなんですよ。比較対象は何もないけど、すごいって、走っていたメンバーで言い合ってたからほんとすごいことなんですよ……。


 これが年内最後の陸上教室で、来年は19日から再開なので、丸1ヶ月空いてしまうんですよねぇ……。

 ランニングは継続が肝心です。年末も走りましょう。



 最後に、今日ちょっと嬉しかったこと。

 いつも陸上クラブに行く前に、念のため陸上クラブのホームページのニュース欄を確認するようにしているのですが。今日は珍しく更新があったんで「へー、珍しいね」なんて話していたんです。

 で、クラブ活動が始まる前の事務連絡で。「今日のニュース見た人いますかー?」と挙手をお願いする場面があり。「あれ、誰もいないんですか…?」となっているところ車内から颯爽と現れた親子2人が手を挙げている。「おぉ!」となるコーチ。最高でした。

 公式ツイッターができたというニュースでした。

 どのアカウントでフォローしようかな……。




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