四回戦
そして完全未知の領域、四回戦まできました。
そういえば、三回戦の時に「もう二度としません」と書いていたと思いますが、あれは嘘です。四回戦でもしました。
この試合が私の弱いところ「大会慣れしていない」という一面が大きく出た試合でした。
前の試合の勝ちパターンが忘れられず、それに頼った。無謀にも。
その結果、レベル1にして手札3枚。
あぁ~お前はいつもそう! こういうことをする! バカ! だから負けるんだよ! 雑魚雑魚! 折角ここまで来たっていうのによォ~!
まだマシだった点は、途中で過ちに気付けたことでしょうか。そこからなんとか手札をやりくりしながらゲームをすることになりました。
しかし、手札の枚数で負け、ダメージレースで負け、正直言って絶体絶命。
この試合のターニングポイントはBSが握っていました。
BS。珍しい誘発能力があり、相手が撃ったCXと同名のCXが相手の控え室にあると1コスト手札1カットで相手のデッキトップを落とし、そのカードのレベル分のダメージを与える能力を持っています。
相手のリフレッシュ直前。2-6。山札は4枚くらい。このままリフレッシュされたら強い山を作られて次のこっちの打点が通らない。更にこの時既にレベル3。次のターンで勝負を決めなければ概ね死ぬ。そんな状況です。
そんな中、相手が金塊を撃ってきました。それは控え室に同名があるCX。BSの条件を満たしました。少しだけ悩みましたが、ここで相手に打点を入れないとどうせ負けるので効果を使いました。すると、相手のトップはレベル1。丁度1点飛んでくれました。これで相手はリフ前にレベルアップを挟み、山札を少し厚くさせることに成功しました。
そしてこちらのターン。詰めに行けませんでした。仕方なくKCを構えて守る姿勢に。この時点で負けが濃厚だと私は諦めモードに入っていました。山が強くてここまで生きてこられましたが、やはり序盤のミスが痛かった。ああ、お咎めが来てしまった。そう思いました。
しかし何故か相手のプロシュートTGDアタックを受け流すことができ、ターンが返ってきて、勝つことができました。
……? 何が、起こって、いるのだろう。
何故勝てたのか、私にはわかりません。まるで、何かが強引に結果を捻じ曲げているかのような、そんな感覚でした。
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