作品タイトル

　脱獄

キャッチ

　「それじゃあ、もうすぐ、きみは……」

作者

　リエミ　様

ジャンル

　ミステリー

セルフレイティング

　なし

紹介文

　逃げるのは無理なのか。次は彼の番かもしれないし自分の番かもしれない

　とある監獄に新人がやってました。

　元から居る存在は「ここからは二度と出られない」と新人に言います。看守は夜になると食い物を持参して、椅子に腰かけ囚われの存在を見るのでした。

　新人は問います。「僕たちのご飯は？」元から居る存在は呑気な新人に警告を発するのです。いつかは食われるのだと。

　割と多く目にする叙述トリックですが、上手く描けているでしょう。

　ラストまで読むと、ああ、こういう事かとなり面白いなとなります。

　ただ、あら探しをするタイプの人は遠慮した方が良いかもしれません。軽く気軽に楽しめる素直な感性の持ち主にはお薦めできます。

　ショートショートの部類に入るので、僅かな隙間時間でも楽しめますし、手間も取らせないので一読するのも良いでしょう。

　あまり語るとネタバレになるので、この辺で。

　よろしければ以下リンク先よりお試しくださいませ。

　☆52/フォロワー5人

　文字数：1,053文字（完結済）

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