知恵と義眼と好奇心

作品タイトル

 知恵と義眼と好奇心

キャッチ

 この眼に映る限り、何度でも君を救おう

作者

 吉城カイト 様

ジャンル

 ミステリー

セルフレイティング

 なし

紹介文

 視えてしまったからには救いたい。少し先の未来が映し出される限り


 中学生の時に事故に遭い両親を失い、自らは右目を失った主人公。

 医師から義眼を入れてみようと提案され、了承したものの、事はそうスムーズには行かず義眼を入れる事が出来ませんでした。

 ある日、見知らぬ白衣の男性から義眼を貰ってくれないか、と提案され深く考える事も無く受け入れたのでした。

 しかし、それが元で奇妙な事が起こるのです。

 過去及びどこかで起こっている現在、そして少し先の未来を、その義眼は映し出したのです。

 その力で偶然ある少女の未来を見てしまい、気になった主人公は救う為に行動を起こしたのでした。


 ミステリーとありますが、どちらかと言えばファンタジー系でしょう。

 本格的に話が動き出すのは第八話辺りからです。

 地の文でしっかり状況説明や心情描写などしているので、読む上で情報が不足する事はありません。

 話の展開は遅いのでテンポよく読みたい向きには、少々まどろっこしさがあるでしょう。余分と思われる描写と必要な描写の選別が出来れば、もっと読まれる作品になると思われます。

 タイトルで内容を把握出来ないので、その分キャッチコピーで補う形にした方が、興味を抱く読者が増えると思われます。幾らかの工夫は必要でしょう。

 それでも内容としては悪くないので、ここで紹介するに至っております。

 主人公の空振りっぷりや奮闘を楽しめると思いますので。


 よろしければ以下リンク先よりお試しくださいませ。


 ★52/フォロワー24人

 文字数:159,266文字(連載中)

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054917326288


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