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そんなやり取りを
『もう
見ると都市を
不思議な事にそのずっと手前から見える
エンペストタワーの姿はどこにもなかった。
とっその時、車内に
車内の窓が
それはまるでモニターの電源を切った
シャッターを閉めた様に完全に光を
車内は再び地下鉄さながらの闇に閉ざされていた。
非常ランプが(EMERGENCY)の文字を浮かべていた。
(エマージェンシー)
黒く
ガラスの
「ノングレア処理されたパイレックスの窓だ。
(電流で分子の配列を変え、光を
ナビが
その意味を
『それよりクロムバイザーを着けて!』
言われるままに
赤外線スコープさながらの赤みは多少あるものの、
ほぼ
【説明してる
バイザーから直接声が響いている。
どうやら通信回線に切り替えたようだ。
「降りるってここに?」
『シッ』
少女が僕の口を
【時間がない】
両サイドの車両から、
浮遊する
あれは?
【ストラムだ!
不法入国者を探している。時間が無いぞ!】
ストラム?コープの事か!?
こちらではストラムと言うらしい。
少女の手を
少女は
「どうした?」
少女は車窓を見つめ固まったままだ。
その視線を
そこには黒い
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