第17話今簡単に言うとオセロで角2つ取られた

アルストメリア王国を助けるために

隣国アグネシアは、近隣諸国と連合軍を創ったが出陣して一日で全滅。

「ここも危なくないっすか?」

次に狙われる可能性が高いのはここだ。

「確かに危険だ。」

おやっさんは配給された昼食のスープを一気飲みする。芋みたいな固形物入ってんのによく一気飲みできるな。

「ぶはぁ!美味い!」

いや美味しいけど。

(この人の喉普通よりも広いのか?それとも高速で噛み砕いてんのか?)

そんな事を考えながら俺もスープを一気飲み…

「ゲホゲホ!おえ!」

出来なかった。


その日は、いつも通り稽古。そして、飯食って就寝。健康的な生活だぁー。


「痛!」

何かがぶつかった。

「お、起きたか!」

「なんだおやっさんか。アルコールならもうないぞ…」

「ちげえよ。攻めてきた。逃げるぞ!」

「まじかよ!」

俺はそこら辺にあった、短剣を装備しておやっさんと他の人達と難民キャンプを脱出した。


走る。何処へ向かってんだ?

「取り敢えず北か南だ。西はアルストメリア、東はアグネシア王都。簡単に言うと挟まれた。残るは北か南。恐らく罠があるだろうが、残るよりはマシだ。」

なるほど、

つまり

やべえな。




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