第15話考えることは

そんな感じで旅を続ける。

あと1日で隣国だ。

俺まだ、何の魔法も使えねえよ。



因みに移動手段は基本的に徒歩歩けないやつは馬車。俺は勿論歩く方だ。

周りを警戒しながら歩く。

魔王軍は襲ってくる気配すら無い。

王都以外襲撃もされてないようだ。

気になるな。

「そりゃあ、気になるわ。もしかしたら罠かもしれない。魔王軍とアグネシア王国がつるんでるかもしれん。」

忘れてた。アグネシアは隣国で、俺らが逃げようとしてる所だ。

「もしくは、興味が無いのかもな。」

「へ?」

「奴らの狙いは王城のみで、民をさらうとか奴隷にするとかするつもりは無いかもしれん。推測だがな。」

「なるほど。」

おやっさんの言うことは分かった。

でもな王城に何があるって言うんだ?

謎だなー。



そんなことを考えてるうちに

隣国アグネシアに到着!

拒まれるかと思ったがすんなり入れてくれた。


おやっさんによると

「魔王についてはな、色々対策が取られていて、一国が攻撃されると他の国も協力するようになっている。魔王軍、いや魔王はそれくらいの脅威だ。下手すれば簡単に一国おとせる。」

あれかな?集団的自衛権てやつかな?

異世界でも考えること同じかー。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る