第14話稽古魔法編

因みにおやっさんと俺を含む男衆は、

先に国外に逃げる奴らよりも王都の近くにいる。まあ、殿(しんがり)と言おうか盾と言おうか。

で、時々止まって稽古。

後は移動。後三日で国外に出れるらしい。


因みにお国の軍隊さんらは、

王城奪還グループと国民を守るグループに別れているらしい。

おやっさんによると

「大分苦戦しとるわ。」

らしいです。

俺は俺が安全ならそれでいいのだがな。



おっと、忘れてた。

魔法の稽古。

大体こんな感じ。


おやっさんの説明によると

「魔法の使い方。それはな体内の魔力を火とか水とかに変換するんだ。体内を血以外の液体みたいなものが流れてる感覚があるだろ。

それを末端とかに集中させて解き放て!」

ん、雑ぅ。

血以外が流れてる感覚?そんなん分かるか!

でも物は試し。おやっさんが言ってた通りにしてみた。


他には

「生まれつき魔力が高い人やモンスターはスキルと言うものを持っている。これは魔法とは違い先天性で得られる物だ。スキルは、基本的に被る事はない。似たようなスキルはあるが全く同じ物があると言う訳では無い。微妙に違う。」

などと説明をされた。

因みにおやっさんもスキル持ちらしいがどんな能力か教えてくれなかった。

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