第9話王都襲撃

すっ飛ばすぞ。

王都に行く途中は、平和そのものだった。

つまらんだろそんなの見ても。


で、王都到着。

見た感じは中世のヨーロッパをどことなく感じる街だ。地面はレンガが敷き詰めてあり、建物のほとんどは、石造りだ。


王都の特徴は、まず城、そして圧倒的人の多さだな。東京の新宿並の人の多さを感じる。もしくは、某夢の国を休日に訪れたときくらい。


王都は、物資の流通や人が多くていい。その上、色々な位の人がいるからな。商売をするにはもってこいだが…

俺は今まで商売などした事が無い!

家が八百屋とかじゃ無かったしな。

父はサラリーマン

母は専業主婦というごく一般的な家庭だな。


弟子入りとか…する気は無い。


じゃあ冒険者的な?


冒険ね…


楽しそうだが大変だろ。


じゃあ何になろうか。



などと、考え他、いたら


遠くから鐘の音が聞こえた。

人の動きが変わった。さっきまでバラバラの目的を持った奴らが全員同じ方に向かっていく。何だ?


「逃げろ!」「東は、安全みたいだ。」

「早くしろ!」

など聞こえる。


「おい!あんた!早く逃げろ!」

突然おっさんに話しかけられた。

「一体どうしたんだすか?」

この慌てよう

恐らくだが何かやばいものが来た。

「襲撃だ。しかも魔王軍のな。」

「分かりました。逃げましょう。」

「こっちだ。」

親切な人に着いて行くことにした。

魔王軍か…

とんでもないタイミングで来やがったな。

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