第4話めんどくさ

寝た。結構寝た。

どうやら無事の様だ。

取り敢えずまた出かけるか。

取り敢えず、食料とかロープとか持って行くか。


歩きながら瓜みたいなものを食べた。

甘くて美味しい。スイカの様な、きゅうりの様な。よくわからないけど、美味いから、良しとするか。


にしても、肉食の動物に出くわさないから楽だ。もしかして、退治されたからいないのか?


まあ、いいや。安全が一番!


取り敢えず歩き続けよう。




歩き進んだ。

途中木ノ実を採ったりした。食料は、大丈夫だな。


にしても、俺今どんな所をどんな風に歩いているのだろうか?

ここが何処なのか分からない。

目的地も曖昧だ。とりあえず川沿いを歩いているのは良いが、目的地がテキトーだと、不安だ。そもそも行けたとして、入れるのか?安全なのか?行けたとして、何をするのか?

それを決めなくては生きていけない。


そもそも会話とか通じるのか?

それに、色々学ば無いとな。

めんどくさいな異世界って、案外。


美少女とかいないかなー。


まあ、今は期待を胸にして、進むしか無いか…




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