第1章第2話 あいつはキツネとともに

よし、行こう。


特に持ち物もないしね。


俺は森をかき分けて進む、道中食べられそうな木の実やキノコを集めながら進んでいるとすごいものを見つけてしまった。


洞窟を発見してしまったのだ。やばい、少年時代の冒険心に火がついてしまう!


こんなん誘ってるようなもんだ!


これは行くしかないでしょ


とはいいものの、いきなり後ろから流れてきた大量の水によって洞窟の中に流されてしまった、また水かよ、、、


どういう理屈で水が出てくるんだよ


魔法か?


そんなこと考えてる場合じゃない


これはやばい


そう激しく流れる水の中でそんなことを思う。


意識がもうろうとする中、どこからか僕の耳に笛や太鼓の日本を思わせる邦楽が流れてきた。


これは天国への道かそれとも生への道か


そして気を失った




。。。





「う、なんだ」


目を開けるとごつごつとした岩の天井が目に入った。


起き上がろうとすると背中が痛む。


「う。。。」


とうめき声をあげる。


すると、


「お母さん、目を覚ましたよ」


と幼い少女の声が聞こえる。


「まあ、本当?」


そんな会話を聞いてるうちに僕は意識をまた失った。



。。。





なんだかおなかがおもい、


そう思って目を開けると、少女がおなかの上に乗っていた。


それも犬のような耳の生えた少女が。


「うああ」


などと情けない声を出しながら飛びおきる、てか二回目だな


「あ、起きた」


とかわいらしい笑顔を向けてくるが、僕は彼女の後ろのくねくね動く柔らかそうなしっぽに目が行ってしまう。


人間じゃない?その考えが頭をよぎる、よぎるっていうかそうだよな、、、


「君は誰、ここはどこ?」


そう震えた声で少女に問う。


「私はね九狐族のシア、シアだよ」


「ここは私のおうち狐里」


と笑顔で答えた。


僕は状況を確認しようと少女に家の外へ案内してもらった。ちなみに残り体力は2だった、、、またあの変態のところに行くとこだった、、、


家を出ると、目の前に古代遺跡のような住居が壁に沿ってそびえたっていた。


あまりの迫力に唖然としていると


「まずは長老にあいさつに行かないとね」そう少女の母に告げられ集合住宅の一番上に連れていかれた







。。。








「長老様、人間の子でございます」


そういえば彼女が僕を見つけ看病してくれたらしい


彼女たちには感謝しても感謝しきれない、何かしらの形で返せればいいのだけれど、、、


「通せ」


そう深く気迫がある声が戸の奥から聞こえてくる。


「くれぐれも失礼のないようにね」


そうくぎを刺される、この村に滞在するなら、村長の許可が必要らしい。


それも、5000年前から続くルールだそうだ。


5000年前って長老何歳だよ!と突っ込みたくなったが不敬罪かなんかで殺されたりしたら嫌なので口をつぐむ


「失礼します」そういって戸を開けると。


美しい毛並みと九本の尾をもった大きな狐が部屋の真ん中にすわっていた。


「こ、こんにちは」


僕はガッチガチに緊張しながら挨拶をする、僕は昔から上司と話すときやプレゼンの時はいつもこうなる。


「まあ、そう固くなるな」


そう想像していなかった言葉が帰ってきた。


いやいやじゃあそのすごいオーラ的なものをやめてほしい。


目では見えないが肌で感じるのだ、こいつはやばいと。生存本能を始めて自覚したかもしれない、、


「ほう、お主なかなか面白いステータスとスキルを持っておるな」


そう微笑みながら言う。


なんでわかるんだ?


覗き魔かよ?


いや、やばいこの人が心読めたら終わる、違うこと考えないと、、、


そんな疑問を抱きつつも恐る恐る答える。


「ありがとうございます、よろしければこの集落に滞在することを許してはもらえないでしょうか?」


「がはははは、いいだろうこの村に滞在することを許可する。ただし条件つきだ。」


そう豪快に笑いながら答える。


酒場によく居る豪快なおじさんのようなふいんきだな、、、見た目とのギャップがすごいよし、行こう。


特に持ち物もないしね。


俺は森をかき分けて進む、道中食べられそうな木の実やキノコを集めながら進んでいるとすごいものを見つけてしまった。


洞窟を発見してしまったのだ。やばい、少年時代の冒険心に火がついてしまう!


こんなん誘ってるようなもんだ!


これは行くしかないでしょ


とはいいものの、いきなり後ろから流れてきた大量の水によって洞窟の中に流されてしまった、また水かよ、、、


どういう理屈で水が出てくるんだよ


魔法か?


そんなこと考えてる場合じゃない


これはやばい


そう激しく流れる水の中でそんなことを思う。


意識がもうろうとする中、どこからか僕の耳に笛や太鼓の日本を思わせる邦楽が流れてきた。


これは天国への道かそれとも生への道か


そして気を失った




。。。





「う、なんだ」


目を開けるとごつごつとした岩の天井が目に入った。


起き上がろうとすると背中が痛む。


「う。。。」


とうめき声をあげる。


すると、


「お母さん、目を覚ましたよ」


と幼い少女の声が聞こえる。


「まあ、本当?」


そんな会話を聞いてるうちに僕は意識をまた失った。



。。。





なんだかおなかがおもい、


そう思って目を開けると、少女がおなかの上に乗っていた。


それも犬のような耳の生えた少女が。


「うああ」


などと情けない声を出しながら飛びおきる、てか二回目だな


「あ、起きた」


とかわいらしい笑顔を向けてくるが、僕は彼女の後ろのくねくね動く柔らかそうなしっぽに目が行ってしまう。


人間じゃない?その考えが頭をよぎる、よぎるっていうかそうだよな、、、


「君は誰、ここはどこ?」


そう震えた声で少女に問う。


「私はね九狐族のシア、シアだよ」


「ここは私のおうち狐里」


と笑顔で答えた。


僕は状況を確認しようと少女に家の外へ案内してもらった。ちなみに残り体力は2だった、、、またあの変態のところに行くとこだった、、、


家を出ると、目の前に古代遺跡のような住居が壁に沿ってそびえたっていた。


あまりの迫力に唖然としていると


「まずは長老にあいさつに行かないとね」そう少女の母に告げられ集合住宅の一番上に連れていかれた







。。。








「長老様、人間の子でございます」


そういえば彼女が僕を見つけ看病してくれたらしい


彼女たちには感謝しても感謝しきれない、何かしらの形で返せればいいのだけれど、、、


「通せ」


そう深く気迫がある声が戸の奥から聞こえてくる。


「くれぐれも失礼のないようにね」


そうくぎを刺される、この村に滞在するなら、村長の許可が必要らしい。


それも、5000年前から続くルールだそうだ。


5000年前って長老何歳だよ!と突っ込みたくなったが不敬罪かなんかで殺されたりしたら嫌なので口をつぐむ


「失礼します」そういって戸を開けると。


美しい毛並みと九本の尾をもった大きな狐が部屋の真ん中にすわっていた。


「こ、こんにちは」


僕はガッチガチに緊張しながら挨拶をする、僕は昔から上司と話すときやプレゼンの時はいつもこうなる。


「まあ、そう固くなるな」


そう想像していなかった言葉が帰ってきた。


いやいやじゃあそのすごいオーラ的なものをやめてほしい。


目では見えないが肌で感じるのだ、こいつはやばいと。生存本能を始めて自覚したかもしれない、、


「ほう、お主なかなか面白いステータスとスキルを持っておるな」


そう微笑みながら言う。


なんでわかるんだ?


覗き魔かよ?


いや、やばいこの人が心読めたら終わる、違うこと考えないと、、、


そんな疑問を抱きつつも恐る恐る答える。


「ありがとうございます、よろしければこの集落に滞在することを許してはもらえないでしょうか?」


「がはははは、いいだろうこの村に滞在することを許可する。ただし条件つきだ。」


そう豪快に笑いながら答える。


酒場によく居る豪快なおじさんのようなふいんきだな、、、見た目とのギャップがすごい 


「ありがとうございます、それで条件というのは何でしょうか?」


「ふん、簡単なことだお主は今から1年間ワシの弟子だ、たっぷりしごいてやるから覚悟しとけ!」


それから1分ほど悩んだ末。


「ありがたく弟子入りさせてもらいます」


そう言い切って部屋を出た。


そう、俺はキツネの長に弟子入りをしたのであった。


うん、なんか無理してキャラを作っている感がしたな


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物は言いよう、世は化けよう @keiyama

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