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    第3話 思い出への応援コメント

    海斗のキャラクターゆえか、全体的に古風で真面目な印象を受けました。
    思春期の頃に味わう挫折や後悔にも共感出来ましたし、とてもいいお話だったと思います。

    陽子の、ナイフをカッコよく扱う姿と、都会に憧れる女の子らしい姿のギャップが素敵ですね。

    作者からの返信

    いらっしゃいませ。

    ちょっと海斗が古風でしたか。確かに、ちょっと真面目過ぎました。反面、陽子がちぐはぐな感じが残ったかもしれません。

    お読みくださりありがとうございます。

  • 第3話 思い出への応援コメント

    文章に海斗の人柄が表れているようでした。
    最後のシーンがあることで色々と想像も膨らみますね。後悔だけで終わらないラストでよかったです。

    ただ、陽子の言動にはいくつか疑問が残りました。
    海斗が海に落ちたときに泳げないことは分からなかったのかな、とか、どうして脅しをかけてまで海斗に泳ぎを教えたかったんだろう、とか。

    あと、一話目の『身動きしなくなった僕はすいーっと水面を岸に向かって動き出す。』が分からなかったです。

    私の読解力のなさが問題のような気もしますが、折角の企画なので「分からなかった人もいるよー」という意味でお伝えします。
    お気を悪くされたらすみません。

    海斗のモノローグの部分などは、硬いのに読みやすく、勉強になりました。ありがとうございます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    多忙のため、返信遅くなりました。

    海斗目線なので陽子の行動原理が全部分かるのはおかしいので、ぼやかしましたが、確かに分かりにくいですね。

    加筆修正いたしました。

  • 第3話 思い出への応援コメント

    此度は自主企画にご参加頂きましてありがとうございました。

    冒頭のモノローグしかり、主人公の感性が語られる描写がとても好きです。彼は何を思って生きているのかが明確なほど、世界への没入感が上がるので、その点大成功していると思います。

    あと、田舎と都会の差。
    大変失礼なことをお伺いしますが、作者様は本編で言う所の田舎出身の方ですか?
    と言うのも、私の仕事仲間で地方から出てきたことを気にしている方がいるのですが、その方から出る言葉や価値観に、主人公の感性が似ているのです。条件反射のように羨望してしまい、それゆえに言葉も届かない。
    他にも、地方での描写(島から出ての辺りや、戻ってきたあとのエピソード、そして初対面で都会人だとわかる感じとか)がリアルでした。想像のものだとしたら、再現度が恐ろしいです。
    人物像だとか世界観の描写の上で、とても重要な要点だと思いました。
    特にこういう、状況から引き起こされる条件反射的な動作を書けるのは凄い才能です。


    モノローグのしっかり感に、会話文とやり取りのポップさが心地よいです。個人的にキスシーンもとても好き。ドキドキしました。

    一方で、中程、会話文との途中途中で、一部、地の文の弱い箇所が出てくる感じを受けました。
    勝手に共感すると、私も会話文をつなげる地の文がとても苦手です。会話する中でのアクションを詳細に書くとリズムが悪くなるし、聞き手側の心情を書くとツッコミみたいで軽くなってしまい。
    結果として、「○○は口を尖らせて言った」とか、端的なようで「本当に必要かこれ」とか、なんかスマートじゃない感じになってしまう。
    それに近いような感覚を受けました。これは冒頭やラストなどのスキの無いハイレベルな文章と比較されてしまうことで、出てきてしまうのかな、と、個人的には思っています。
    精神的な体力をすり減らす作業であるのは承知の上で、その辺り、「本当にこのワードで納得か」を視点に追い込むと、より味わい深いものになると思いました。

    主人公の成長が見られる、今の彼を成すものが何かをしっかりと見られる作品でした。
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    素敵な企画を立ち上げられただけでなく、コメントまで頂戴し有難いやら恥ずかしいやら。

    私は都会住みの身の上ですが、ルーツは結構な田舎です。今回の話に落とし込んだのは聞いた話が多いでしょうか。多くの方とお話しする機会があったので、人物像の引き出しは多いかもしれません。
    まあ、この捻くれた自尊心むき出し感は自分自身の投影なんでしょうね。

    会話文の途中の地の分の弱さ!
    まさに仰る通りです。自分でもしっくりこないことがあります。でも、難しい。ベストじゃないけど、まあ、この程度でいいか、としたところを指摘されて、イタタタタとナイフで刺された気分です。
    ありがとうございました。

  • 第1話 物騒な彼女への応援コメント

    冒頭のモノローグ、良いですね。読み出しで、「おっ。これは期待」と思いました。好きなんですよねー、こういうの。

    作者からの返信

    ありがとうございます。

    普段の書きぶりから大幅にジャンプしてみました。
    もう、書けないかもしれません。

  • 第2話 陽子先生への応援コメント

    こんにちは。
    第一話の導入は、一服の清涼剤のようでした。
    ラノベっぽくないと、わたしは感じたからかもしれません。

    二話では、ふたりの水泳練習についてもう少し読みたかった気がします。
    試験が潜水であれば、耳抜きのこととか。
    陽子と親密になった内容を知りたいと思いました。

    作者からの返信

    清涼剤! ありがとうございます。

    二人のシーンですか。
    これ以上書くのは作者としては限界でした。
    まだまだ修行が足りません。皆さんの作品を読んで勉強しています。

  • 第3話 思い出への応援コメント

    あの時こうしていたらと言う後悔って、誰にだってありますから、海斗の切ない気持ちには共感しました。
    陽子と再び会うことはできませんでしたけど、それでもこの経験が、海斗を成長させたのだって思います。

    愛しさも切なさも抱えて、少しずつ成長していった海斗。時が流れてた後の彼を描くことで、あの出会いには大きな意味があったんだと、改めて思えて良かったです。

    作者からの返信

    そうですよねえ。
    思い返せば……うっ、という経験が山ほどあります。

    最後の呼びかけの声は陽子のつもりだったんですけど、ぼやかし過ぎましたかね。分かりにくくて申し訳ありません。

  • 第3話 思い出への応援コメント

    今のところのベストフレーズです。

    人はどうしてそうありたいと思う時にその成熟さを得ることができないのだろう。

    すごいです。思春期を思い起こす度に感じるこのやりきれなさを、こんな形で言葉にできるとは。

    物語も素敵でした。
    登場シーンはビビりましたけど(笑)

    作者からの返信

    ベストフレーズと言って頂いて恐縮です。
    今でも、あの時ああすれば、と思うことがままありますが、若い時分のことを想い返すと……。そのやるせなさを込めてみました。

    登場シーンは、やりすぎたと反省してますが、実際、漁場を荒らすタチの悪いのは居るそうです。

  • 第3話 思い出への応援コメント

    生きざま!新巻陽子ちゃんは生きざまだよ!迷いない海の女!...いいなあ。最後、余韻を残して終わるのも良かったです。『きらり』はやはり思い出が似合いますね!面白かったです!

    作者からの返信

    ありがとうございます。

    この陽子ちゃんはちょっとアレな登場のさせ方をしてしまいました。
    反省してます。

  • 第3話 思い出への応援コメント

    強烈な出会いから、二人の性格がよく出ていてよかったです。ナイフの使い方もうまいですね。ラストは賛否わかれそうですが、僕から私に変わるくらいの時間経過から、いろいろと想像の余地があってわたしは結構好きです(#^^#)

    ゆうすけさんのレビューにもありますが、素材の味をいかすってこういうことだろうなと思えるお話でしたο( ^_^ )ο

    作者からの返信

    結構好きですと言って頂けて何よりです。

    皆さまが想像の翼を広げていたので、できるだけコンパクトにまとめてみました。ゆあん様の素材が良かったんだと思います。

  • 第3話 思い出への応援コメント

    作品全体が、しっとりとしていて、まとまりもあって、単純に「上手いなぁ!」と思いました。大人な作品でもあるなと。読後、しばらく余韻に浸りました。素敵でした。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    大人の作品と言われると照れてしまいます。

  • 第3話 思い出への応援コメント

    へもんさん、こんばんは!
    なんか強要してしまったみたいですみません、しかしこうしてへもんさんの作品が読めて私は嬉しいです!

    すごくストレート(もちろん良い意味で)なお話で、淡々と語る海斗が良い味を出してますね。きっと頭は切れる方なのでしょう。語り口に知性が光ってます。
    このプロットを正面から描き切ったその筆致、さすがお見事! さらには陽子のキャラがまた素敵。刃物をいきなり出すあたりちょっとアレかも知れませんが、登場時の陽子の緊張と、最後の海藻を切断する小道具としての登場が上手いなぁと思いました。

    敢えて惜しいところを挙げるとするなら(指摘は苦手なのですが)最後の部分は陽子視点のお話ですかね?
    すいません読み込みが足りなかったのか、少し唐突でちょっとわからなかったのです。
    しかし最後に、こうしてその結末を出すのは私は好きなんで、ここは敢えて振り切って全面に押し出すのもいいんじゃないかな、って思いました。

    ともあれ、高いレベルで描かれた一夏の成長物語、あっぱれでした!
    素敵な作品に感謝です!

    作者からの返信

    いえいえ。
    強要だなんてとんでもない。背中を押してもらえないと海に飛び込めないチキンというだけです。

    ダイバーナイフを人に向けるのは確かにアレですね。

    最後の部分は、一人称を僕から私に変えたので分かりにくかったですかね。最後の部分は成人後の海斗視点です。
    ちょっと見直してきます。

  • 第3話 思い出への応援コメント

    とても丁寧に心情の描写を重ねていて、いいなあ、と思いました。ナイフを見せておくところもきっちりしてるなあ、と。

    ひとつ物足りない所を上げるとすれば、海斗の勉強に対する変化はあるのですが、その結果が無いのがちょっと寂しいかな、と思います。

    ノスタルジックな感傷に浸る締めかと思いきや、「おるんかい」という終わり方、これはこれで良いですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    言い訳をさせていただくと、陽子が海斗に与えたのは、あくまで生き方というか心構えだけという形にしたかったのです。
    でも、おっしゃる通り、そこは何らかの記載をしないと読者としては疑問が残りますね。少し手を入れたいと思います。

    最後の部分は作者の趣味です。蛇足かもとは思いましたが付け加えられずにはいられませんでした。

  • 第3話 思い出への応援コメント

     読了しました。
     ストレートなお話、面白かったです。私はやはり、最初のモノローグ的地の文が好きですね。淡々とした中に漂う物憂げな感じが。

     ただ、そのまま本編に入ってしまったように思えます。表現が直線的。これは悪い意味ではなく、情緒的と組み合わせて緩急をつけるといいと思います。

     素敵な物語をありがとうございました。

    作者からの返信

    モノローグを評価して頂けて何よりです。
    自分でもまあ雰囲気出たかなとは思っておりました。

    しかし、おっしゃるように本編とのつながり部分がしっくり来ていないんですね。同じように感じられますか……。

    緩急をつける。難しいですね。精進します。

    コメントありがとうございました。

  • 第3話 思い出への応援コメント

    おおお、プロットのストレート解釈ですね。あのプロットを真正面から書き切っています。これはすごいと言わざるを得ない。
    しかも登場人物もきっちり海斗と陽子の二人に収めてある。
    いや、すごいです。プロットの裏読みをして変に話を転がすクセのある私にはこれはできません。描写も人物も会話も極めて高次元。
    いやあ、恐れ入りました。
    今度リレー小説のトップバッター引き受けてください。

    作者からの返信

    過分なお褒めの言葉を頂き、恥ずかしい……。

    お題が「筆致」でしたので、できるだけトレースしたつもりですので、そのように言って頂けると嬉しいです。

    リレー小説の件はそうですね。よろしければ参加させていただきたいと思います。トップバッター向きかどうかは……要検討ということで。

  • 第1話 物騒な彼女への応援コメント

     最初の方のモノローグがとても雰囲気が出てると思います。海斗のやるせなさとか。

     ひとつ、描写ではないですが、都会のモヤシっ子と言った陽子が少々唐突ではないかと思います。
     何故、都会と言った言葉が出てきたのか。
     一人称なので、自分の容姿を説明できないですが、地の文に多少の事はつけ加えてもいいかなぁと思います。

     たとえば、『都会のモヤシっこって、失礼にも程がある。そもそも僕だって一年前はここに住んでいたんだ。それでも都会育ちに見えたのだろうか? 見えたのか? 別段馴染んでいたつもりはないのに』とか。

    作者からの返信

    あああ。
    まさに仰る通りですね。

    冒頭、「同じ年代の子供たちが真っ黒になって遊ぶ中」と肌が白いことは示唆してあるつもりなんですけど、ちょっと読み取りにくいかもしれません。

    改稿します。

  • 第3話 思い出への応援コメント

    拝読致しました。
    苦い思い出の夏の日々がよいですね。
    何もかもいつだって遅い…。という感じが実に思い出らしさがあります。
    そして、最後の夕餉の声が意味深ですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    苦いままにできない性で最後はこんな感じに引き延ばしてしまいました。