第4話 恋愛感情

今まで皆さんが見てきた通り、このクラスは異常だ。

しかもそれが日常だ。

だけど、それでも俺は、みのりが好きになってしまった。

つまり題名の通り、異常な日常に俺はラブコメを求めたい訳で、今まさにラブコメ展開にと言うか青春ルートに突入しています。

多分……。


帰り道の並び順。


みのり BL。

たか ノーマル。

まる 百合。


「お前ら分かってねえだろ、BLは綺麗な少女漫画なんだよ!」


「知るかそんなもん!男同士ってのがそもそもアウトだろうが!」


「だったら女同士はどうなんだよ?なあ!」


「お前ら普通はノーマルだろうが!」


「男性器が無理。」


「女性器が無理。」


「お前らアウトだ!」


こんな日常にラブコメは果たしてあるのか。


ある帰り道。

まるは先にお帰りになりました。


「なぁ、みのりって好きな人いる?」


「んー、どうだろ、2次元ならいっぱい…。」


「そうだな俺もだわ。」


やっぱりこうなるのである。


「リアルでは?」


「いない……かな。」


少し頬を赤らめて髪の毛をクルクル巻いていた。

実はみのりは超絶美少女だったりする。

原作者の脳内作画はほぼ青春漫画である、ただ登場人物の特徴が強すぎるだけだ。


「そっか。」


夕日に照らされて2人で歩いた。


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