第2話 授業中
異常な日常の授業中を覗いてみよう。
「先生ここの答えなんですかー」
⚠注意⚠これはテスト中です
「なんだ?みのり、んーとここはねーってバカヤロー!」
先生のチョークは弾丸並の威力である。
「先生……あんた、やるな。」
「ふっ…褒めても答えは教えんぞ。」
「ちっ、バレたか。」
これはいつも通りである。
「何故だ、何故に数学とは点Pが動くんだ!」
尚こいつはいつも90点台である。
「知らん、点Pに聞け。」
「どうしてお前は動くんだよー!」
点P「それが運命じゃ」
「喋った!!」
「私だ。」
「お前かい。」
⚠注意⚠まだテスト中です
「おいこら、どう見たって合同だろこれ!」
「なんで説明しなきゃいけねえんだよ!」
「切り取れば説明出来んじゃね。」
このクラスは人間的にアホである。
「お前……天才か!」
「テスト用紙破ったら0点な。」
「ちくしょー!」
「くそっ、なんて奴だ。」
全問正解である。
色んな意味で馬鹿で天才なクラス。
「なんで池の周り走るんだよー!」
「コケるだろーが!」
「歩けよ!」
「だったら時速変えんといかんだろ!」
「すいませんっした!」
どうしてうちのクラスはこんなにも楽しいのだろう。
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