葉桜の君に

葉桜の君に 短編 10000字


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https://kakuyomu.jp/works/1177354054895329881

「ありのままで愛されることはできなかったのかしら」


自主企画参加作品です。

複数の作者が同一の物語軸に沿った作品を書く、というご企画です。


「筆致は物語を超えるか」【葉桜の君に】https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054895319694


以下、あらすじ 

https://kakuyomu.jp/works/1177354054895314078 より引用


クラスを受け持つことになった秋田葉太は、その中にかつての恋人によく似た生徒がいることに気づく。名前は春川桜子と言った。

校外の公園に訪れた葉太は、そこで偶然、桜子と出会う。打ち解けていく二人だったが、桜子は葉太に自身の悩みを明かし、走り去ってしまう。

やがて、公園で再会する二人。

葉太はあの時伝えられなかった言葉を、桜子に贈った。 

数年後。葉桜を見上げながら、思いを馳せた。

――――――


 第二弾から参加させていただいているご企画「筆致は物語を超えるか」の第三弾。【葉桜の君に】に書き下ろした短編です。


 桜と言われますと多くの人がソメイヨシノを思い浮かべるでしょう。私も同様です。

 このソメイヨシノに関して、私は以前から疑問に思っていることがありました。それを軸にし、後は私自身の高校時代の黒歴史をくるくる巻いて、一作品に仕上がりました。


 自分の高校時代の苦い思い出と向き合うのは、なかなか苦しい体験でした。高校時代に戻る悪夢とか見ちゃったりなんかして……。


 高校時代のことを思い出すと謎の震えが発症するふづきです。

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