葉桜の君に PP

葉桜の君に PP 短編 8396文字

 高純度のコメディ作品です。


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https://kakuyomu.jp/works/1177354054896068760

例え種族が違っても、同じものを見て、同じことを感じられる……


自主企画参加作品です。

複数の作者が同一の物語軸に沿った作品を書く、というご企画です。


企画概要

「筆致は物語を超えるか」【葉桜の君に】https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054895319694


以下、あらすじ 

https://kakuyomu.jp/works/1177354054895314078 より引用

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クラスを受け持つことになった葉太は、その中にかつての恋人によく似た生徒がいることに気づく。名前は春川桜子と言った。

校外の公園に訪れた葉太は、そこで偶然、桜子と出会う。打ち解けていく二人だったが、桜子は葉太に自身の悩みを明かし、走り去ってしまう。

やがて、公園で再会する二人。

葉太はあの時伝えられなかった言葉を、桜子に贈った。 

数年後。葉桜を見上げながら、思いを馳せた。

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本作は「このレギュレーションにペンギンを加えるべし」というリクエストにお応えして作成された、正気とは思われない奇怪な小説でございます。多分、(非常にざっくりと)レギュレーションに沿っている(はず)!


【免責事項】----

・葉桜って何だっけ?という内容です。

・本作のペンギンはお馬鹿ですが、本物のペンギンはきっと賢いはず。

・本作に特定の生物や食物を貶める意図はございません。

・作者はペンギンに詳しくありません。

・本作を摂取したことで生じたペンギンへの反感・偏見に関して、作者は一切の責任を負いません。

・企画主さま、ごめんなさい……。

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上記を了解した上でお読みください。

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 まず言い訳をさせてください。

 ことの発端は、前企画【海が太陽のきらり(通称きらり)】に投稿した第二作目、「海が太陽のきらり PP(海が太陽のきらり ver2 から改題)」まで遡ります。


海が太陽のきらり PP

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054891956421


 きらり第一作目はあまりにも堅苦しかったため、今度は少し軽めのものを、と用意したのが PP でした。この作品内でただ一度だけ出た「ペンギン」という言葉が皆さまの心を捕えたようで、本作の通称は「ペンギンきらり」。

 これにより「ふづき=ペンギン」という印象も生じたようで、【葉桜の君に】に一作目を投じた直後に、とあるお方から勅が下ったのでございます。


「ペンギンもよろしくお願いします」


 え、葉桜のプロットにペンギン? あまりにも不似合いではないですか? 陸地ですよ? 先生と生徒ですよ? 一体どうしろと?

 ……というわけで(どういうわけだ)、ペンギンを入れることになったのでした。


 こうして生み出された本作、それなりのペンギン語文学が出来上がったのではないかと自負しております。

 所々で人間語やニワトリ語が混じっているのはご愛敬です。


 ちなみに、一作目が丁度10000文字になったのに味を占めて、本作は8396(はざくら;6がどうにも美しくない)文字にしてみました。

 文字数にこだわってみて解ったことは……やらない方が良いですな。折角色々なご指摘をいただけるのに、なかなか繁栄し難くなってしまいます。こだわるべきはそこじゃないわ、と気が付きました。

 そうは言いつつ8396文字に大満足!


 あまりにもおふざけな内容故に何度も消そうかと思ったのですが、「書いて」「楽しみ」と言ってくださった方のことを思い出して恐る恐る世に放った作品です。

 出してよかったと心から思います。


 背中を押してくださった皆さまに、感謝!





 


 


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