深海魚
耳に残る意味のない音の羅列に
追い詰められた どこにも行けないな
どうせ消えるだけの夢だった
溢れてしまった 途切れ途切れの思考
生きたいと願えば願うほど
何もかもを壊してしまうから
ここから居なくなれたら どんなに楽だろうか
ここから居なくなるには 証を残しすぎた
価値のある誰かに 意味のある誰かに なりたかった
そこで息をしているのが ただの自分で
誰にもなれない ただの自分で
壊せなくて 許せなくて
光のせいで 息ができないまま
泳ぎ続けた ここが目指していた場所なのか?
辿り着いた 暗闇が 心地よいのだ
いつだって伝えたいことは詩の中 芝生 ねこ @shibafu_neko
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。いつだって伝えたいことは詩の中の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます