海斗との出会い。
「僕は
晴嵐って姓に馬鹿作者が反応しそうだけどここは黙っててもらうわ。熱い恋が今始まるの。
「泳ぐのが好きなの?」
「ああそうさ。毎日泳いでいるよ。陽子は?」
「ごめんなさい。私は泳ぐの苦手なんです」
海水に浸かると変化が解けてしまうからだ。私の正体は清楚なJKなどではない。
「そうなんだ。じゃあね。僕と練習しないか? 嫌でなければ」
海斗の言葉に戸惑ってしまう。
海水に浸かれば正体がバレる。しかし、海斗とは仲良くしたい。精気溢れる男子で童貞指数120%だから絶対お持ち帰りしたいではないか。
私は少し考えてから返事をした。
「今日は自信がないの。でも明日ここに来るから、その時はお願いします」
「いいよ。じゃあ明日」
「さよなら」
私は走った。
そして鏡の門を潜り元の世界へと戻った。
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