第106話夏休み中盤

クーラーが直って毎日のように渚はゆうの部屋に来てはグータラしている。 

 

「お前、仕事は?」


「夏休みの間はオフ。」


渚は、面倒くさそうに答えた。


「そういえば、俺、お前の部屋行った事なかったな。」  


「来たら絶交だよ。」


「何で?」  


「女の子の部屋に軽々しく来るなんてチャラ男だよ。」 


「お前は、じゃあ何なんだ?」


「わたしは、ゆう君を愛してるから良いの。」


「ふーん。じゃあ、宿題やってよ。」


他力本願は、ダメと渚は答えて寝た。




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