第92話スランプ

美里は、休学した。


「赤ちゃんか~良いな~。」


とラリーをしながら渚が言った。


「集中しろよ!」


「あれ?ゆう君ラリー出来るじゃん!」


「あー!本当だー!」


「スランプ脱出だね。」


その後、部員全員と試合したが渚以外にはゆうは勝利した。


「この細腕に負けてるようじゃあ、まだまだだね。」


憎たらしく渚は言った。


走り込み、筋トレ、渚との試合。


ゆうは、いつの間にか前より上手くなっていた。


渚もゆうに勝てなくなった。


「努力の成果が出たね。」


「まぁな、眠っていた獅子が暴れだしたんだよ。」


「意味わかんない。」


すぐに調子に乗るそれがゆうだった。


今年も全国大会の予選が始まった。


市内、県大会とゆうは、優勝した。


そして全国大会の切符を手に入れた。

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