第9話幸せになれたならば、
好きな人の幸せを願いたくて、願えど。
また、ふりだしに戻されてしまう。恨んだり、悔しんだり、泣いたり、喚いたり、叫んだり、言葉にならない恐怖を味わいながら生きたくない。だから、そんな気持ちには、もう、もう、戻りたくなくて。
その言葉が、また掻き消されたくなくて。ウダウダしてしまう。要らない時間を潰して後悔するならば、夢ある事に目を向けたい。
こうしていきたい。
好きな人と一緒に入られない今を宇陀ついて過ごすより、泣いて喚いて、訴えたい。
何もわからない癖に。
知ったかぶりばかりして、離れようとする貴方を憎みたくて仕方なくなる時がある。好きだったにして、今の夢だけを見て過ごすしかない。
訴えても、変わらないなんて無い。
好きな人の幸せを願える人であればいいのに。
恋じゃない。 猫探し(マカ) @sk07180426
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