第44話 それは、言ってはいけない言葉 一
〈追憶 三(2017年10月22日、1回目)〉
今日は、僕と亜紀、2回目のデートの日だ。
その間、僕たちはサークルで顔を合わせたり、また奇跡的に同じ講義を履修していたりして、少し話すことはあった。
しかし、本格的に「2人で」過ごすのは、これが2回目である。
実は僕はその前の日の夜、緊張してよく眠れなかった。
…夜眠れなくなるほど、僕は緊張し、またそれと同じくらい、デートを楽しみにしていたのである。
また、その前日、僕はベッドに入る前に、デートで行く場所を、綿密にネットで調べていた。
そして、僕はそんな「慣れない」デートのため、対策を練っていたのだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます