第4話女という生き物
息を引き取った等しの体からは血が滝のように流れた。
「お父さん!」
等しが大好きな末っ子の鏡が押し入れから出て来て父の亡骸を抱きしめた。
「自分から出て来るとはな。」
と要は、言って刀を鏡に向けた。
「もう少しで着く。」
「俺には見える闇だから。」
屋根づたいに闇は佐藤邸に到着した。
「父さん!母さん!」
家に入り孝は、叫んだ。
おぞましいものが孝の目を捉えた。
十字架に全裸で縛られている、母さんと鏡と静香がいた。
「よお!孝生きてたか?」
要が、鏡の胸を舐めながら言った。
「やめろ!」
「女って生き物は男を惑わす存在だな。」
要は、孝に何か投げた。
「ひ!父さん!」
「これからは、下劣で美しい佐藤家の女達を便所という名前になり四六時中犯される事が決まった。」
孝は、闇に支えられた。
「大栄家の光様がこんなところへ?」
要は、唖然としてしまった。
「俺は、光と双子の闇だ!よろしくな!」
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