第30回:短編も数を作れば……
補講ネタ+メタ発言+一次創作以外も含む+個人差あり+あっさり終了系です。
・短編+短編+短編
皆さんは長編と短編、どちらが書きやすいと思いますか。短編ならば話が短く終わるので書きやすいと言う人もいるでしょう。長編の方が短編だと世界観語り等で終わるので、その方が逆に書きやすい人もいるかもしれません。この辺りは個人差があるので、特にこちらからは言及しない方向で。
短編+短編+短編でも長編にする事は可能です。別の項目で言及した『ドラゴンクエストⅣ』は、正に典型例ですよね。他の仲間たちのエピソードから、最終的に勇者である主人公の元に仲間が集まる……それを踏まえると、まさに短編の集合体とも言えるかもしれません。中には『ソードアート・オンライン』のように様々なゲームで話が区切れる事例もあります。長編エピソードからの短編ショートストーリーや外伝を挟むようなメディア展開も、一種の長編+短編という計算式になると思いませんか? ミステリーの名探偵や刑事が絡むような作品とか、2時間ドラマのようなタイプのシリーズも、一種の短編+短編という計算式になるでしょう。
それを踏まえると、作品も数を書けば様々な事が出来るのです。大長編は考え付かないと言う人も、短編を書き続けて短編集みたいな本にするというのも可能と言えます。要するに、場数を踏むと言う事ですね。ピクシブの二次創作だと短編にも満たないような即興小説がランクインする事例もあるのですが……。
皆さんも「長編なんて自分には無理」と思わないで「短編を組み合わせて長編っぽくしてしまおう」みたいな発想の転換をする事で、柔軟な執筆が出来るようにトレーニングしましょう。
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