2枚目 生理

2枚目にしてこのタイトル、申し訳ない。

生理にまつわる少しフシギな話を書きたい気分なんだ。


「生理」ってやつは、本当に不便極まりないものだ。小学校中学年ほどで初めて生理について学んだときは、神はなんて不便な現象を女に与えたのだ、と子供ながらに憤慨した。


いつ来るのかわからず、来るとおなかが痛くなり、腰が重くなる。食欲もなくなり、何事にもやる気が起きなくなる。だから、「来るな来るな」と毎月願うのだけれど、来なかったら来なかったで、「え、待って、なんで来ないの、病気?まさか妊娠?!」と不安に襲われる。


その中でも、個人的に一番問題視しているのは、”いつ来るかわからない”、ということだ。大体一か月周期らしいから、予定日とやらには生理が来ても大丈夫なように準備しておく。しかし、そういう日にピンポイントで整理が来ることなどめったにない。大体は、「今!?!?」というタイミングで来やがるのだ。最悪なのは、「もしや…来た?」と察知し、トイレに行くと、しかとズボンに血がついている時だ。血の気が引く。経験したことがあるが、そうなるともう「帰る」以外の選択肢はない。まったく、どうにかならないものか。



そんな面倒極まりない「生理」だが、この間からフシギな現象が起きている。

―――生理が来る前の日の夜、生理が来た夢を見るのだ。

一年ほど前からずっとだ。夢の中の自分は、生理が来て、「うわ~来た~」と嘆いている。その夢を見た次の日、必ず生理がやってくるのだ。フシギ。体が生理を察知して、夢で教えてくれているのだろうか。なんにせよ、とても助かっている。


ほかにもこの現象が起きている人はいるような気がするが、まだ共感できる人に巡り合えていない。もしこの「生理予知夢現象」を経験したことがある方がいたら、ぜひ教えていただきたい。



まったく、ニンゲンはフシギなものである。



――――――――――――――――――――――――――――くしゃくしゃ、ぽい。

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