美麗side Common Story 2話 長海 美麗の裏心
登校時 美麗side
「それにしても美麗も入学資格が有ったなんて以外だよな。勉強も運動も普通で特に秀でたものもなかったと思うんだけど認定書には、なんて書いてあったんだ?」
いきなりこんなことを雅也に言われてドキッとした。
それと同時に私の脳内には学校から届いた封筒のことが浮かんでいた。
[ 長海 美麗さんへ
当校は、あなたの長年の執念におい
てその能力が非常に高い物であると
認定させていただきました。
そこで、あなたに当校の生徒としての
入学資格を与えます。]
私に届いたのは真っ白な紙に封蝋をしただけの封筒と中には1枚の入学資格が与えられたことが書かれた紙だけだった。
でも、私にとって無視できない部分が頭に残って離れなかった。
「長年、ね」
私は学園がどこまで知っているのか?
また、それを知っていて静観しているつもりなのか?
心配でたまらなくなった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます