名前も知らない
Iris
たりない
男「それで?」
女「・・・いや・・・」
男「いまさら恥ずかしがられても」
女「・・・いきたい」
男「それだけ?」
女「うん」
彼はゴムをつけなおして私を寝かせる
足を開かせて入ってくる
男「中は感じない?」
女「・・・感じるけど・・・」
男「じゃぁ」
膝を曲げさせて抱えるように足を閉じさせる
男はゆっくりストロークしている
男「どう?」
女「う・・・うん」
私の反応を確かめて動きを早くした
男「あ、イクね」
女「え?・・・もう?」
男「わるい、・・・君のは・・・気持ちいいよ」
女「・・・そう」
男「狭いし・・・閉まり具合がいい」
女「いわれたことない」
男「君がふてぶてしいから言いにくいだけだよ」
女「・・・」
男「濡れ方も・・けっこうだし」
女「・・・」
男「今まで付き合っていたのは年上」
女「うん」
男「それでかな」
女「?」
男「自分が満足したら終わり」
女「あぁ・・・そんな感じ」
男「さてと・・・ゴムがないか」
女「あ、いいよ、なしで」
男「ん?」
女「して」
男「・・・」
彼は私を四つん這いにさせた
後ろから入ってくるそれは奥まで届いた
ゆっくりストロークしながら
指がクリトリスを撫でてくる
女「あ・・・ちょっ・・・」
男「いい?」
女「うん」
それがゆっくり続いた
だんだん張りつめていく感じが分かった
男「お、やばい」
そういって彼は引き抜いて私の背中に出した
多分私は物欲しそうな顔をしていたんだと思う
彼は私の中にそっと指を入れてかき混ぜる
女「え、ちょっと」
男「いいから」
クリトリスを撫でながら
女「あ、もう、だめ」
男は私の反応を見ながら指の動きを激しくした
女「あ・・・」
体が痙攣したような感覚だった
張りつめたものがはじけたような
男「いけた?」
女「・・・たぶん」
男「感想は」
女「・・・悪くない」
男「そっか」
女「疲れた?」
男「・・・疲れたね」
女「冷蔵庫にビールあるけど」
男「いただくよ」
男はテッシュで拭いてから立ち上がり冷蔵庫を開ける
女「私の分もとって」
男「はい」
ビールをもってベッドに戻ってくる
男「おもちゃでも買ったら?」
女「おもちゃ?」
男「ローターとか・・・知らない?」
女「・・・?」
男「そっか、君は中よりクリのほうが感じるらしい」
女「・・・そうだね」
男「自分でしないの?」
女「・・・」
男「それで?」
女「ん?」
男「この先の関係はどうしましょうか?」
女「・・・考えてない」
男「そういえば、名前もしらない」
女「そうだったね、お隣さん」
名前も知らない Iris @Iris-8800
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます