光と風を微笑ましく思う
うちの幼稚園、近々卒園式があるんですよ。
あ、うちの子はまだ卒園しないんだけどね、年長さんがいなくなる準備をずっとしてるのを見てきて、まあわたしも上の子で経験済みだし、なんか感慨深く思ってさ、涙ぐみそうになりながらさよならして帰ってきました。
自分の子が卒園するわけでもないのに。笑
下の子が年長さんたちから離れようとしないから、「やめてちょっと待って気持ちは分かるけど母ちゃんが泣いちゃう」とか思いながら引っ剥がして、「さみしいねぇ」ってはなしながら自転車漕いで。
上の子の卒園のときはね、卒園式の当日、黒いフォーマル着て、手を繋いで登園しながら、いろーんなこと思いだしてました。
歩きながらいろんなはなしをしたなぁ。
水の循環のはなしとか、英単語並べたりとか、忘れ物して子どもに怒られながら急いで取りに帰ったりとか。
いろんなことがあった。
あんなことこんなことあったでしょう状態で幼稚園到着前に既に涙目。
式の最中は子どもが「おかあさんありがとう」とか言うからハンカチ持って号泣、そのわりにはあいつ歌が口パクだったので「おまえ歌えよ!!」って憤ったりとか、なんとも忙しない思いでいっぱいでした。
節目の儀式って、大切なものですね。
今年は大多数の学校が卒業式できなかったと思います。
誰が悪いわけでもないから仕方ないって言うしかないんだけど、気持ちの切り替えをするのが難しくなっちゃうね。
卒業証書もらったところで別になにが変わるわけでもないけど、通過儀礼って大切なものなんだなって改めて思ってます。
今日は日の光が柔らかくて、風が心地よい日です。
おめでとうって言ってる気がする。
そういうところを感じてもいいと思う。
昨日の歌番組で卒業ソング特集やってたので、ちょっと胸が熱くなりました。
みんな逞しく育てよ。
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