朝から焦ったはなし

 あ! ぶ! ね えぇぇぇぇえぇ!!!!


 またしても来年度の、しかも役員に誘われるとこだった……!

 しかも会長候補から直々に……。

 全力でお断りしてきたけどね!

 なんか風の噂でわたしがPTAの役員を検討しているとかいう不思議なはなしが出ていたらしく、んなわけあるかい!!

 盛大な勘違いやでぇ!!

 もう本当みんな、なぜそんなにわたしを誘うんだ、こんな役に立たない代表みたいなのに声かけてどうすんのさ。

 会計なんて任してみ? 全然数字合わねえんだかんな!!

 なんだ、人気者? わたしは人気者なのか? やだぁ。笑

 嬉しいけど無理よ、だってわたしカクヨムするのに忙しいし。


 それにしても、ああやって人の前に立とうとしてくれる人ってすごいよねぇ。

 生徒会長とか?

 代表取締役とか?

 いやいや。

 そういうとこから対極の場所にいたんだって。

 文化祭も体育祭も学園祭もいかにしてサボるかしか考えてこなかったのに、あれこれ企画とか準備とかできるわけあるまい。

 参加してるだけ偉いぞ、みたいなレベルやでぇ。

 みんな本当、落ち着けよ……。

 おいらはおうちにいたいんだよ……。


 なんかごめん、朝から「うおっ」てなったから、ちょっと聞いてもらいたくなっちった!!


 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る