なっちゃんの簡単!長編小説の書き方講座

 こんにちは! なっちゃんだよ!

 今日はなっちゃんの、長編小説の書き方についてのご説明だよ!

 偉そうにいっちょまえなこと書いてみるよー!

 あくまでもなっちゃんの書き方なので、これが正しいわけではないし、他の人を否定する意図も一切ないから、そこだけ最初に留意してね!

 正しい情報はそれを専門で書いてる方々のを読んでね!

 わたしのを真似するともれなくPVが減るので盲信したらだめだよ!

 あくまでもエッセイとしてお楽しみくださいな!

 よし!


 さてやっていこうか。

 わたしは長編もしくは中編をつくるときと、短編、もしくはそれに満たない掌編をつくるときで気をつけていることが違うので、まあエッセイもまたちょっと違うんだけどね、今回は長編、もしくは中編をつくるときのやり方を書くね。

 短いのはまたそのうち別で書くよ。

 あ、長編とか中編とかそういう区切りは、今回はカクヨムさんに準じてまーす。


 まずわたしは、終わりが見えないタイプの連載型はやらないです。

 自分がそこまでのモチベーションを保つことができないタイプなので、どんなに長くとも必ず終わらせます。

 ついでにいうとわたしは元々純文学作家を目指していたので、そこに焦点を当てたものをつくることが多いです。

 純文学の基準っていうのもいろいろ言われるんだけど、わたしが意識して気をつけているのは、

・舞台が現代社会である。

・主人公が成人している。

・物語が時代の世相を反映している。

・必ず最終話が存在する。

・物語の展開よりも登場人物の心の機微に重点を置いている。

・実在する人物が登場しない。

くらいかな。

 これがわたしが知っている純文学に必要な要素です。

 目指していたのは純文学からライト文芸のあいだくらい。


 あとは自分で意識している点として、

・可能な限り説明描写をしない。

・「……」「!」「?」を台詞として単体で使わない。

・章タイトルをつける。

・子どもでも理解できることばを使う。

があります。

 これが自分の「特色」ってやつになりますね。

 あ、章タイトルに限っては、「そのほうがよい」と判断した場合のみ、敢えてつけないこともあります。

 ここまでが前提ね。


 さ、次にいってみよう。

 まず一番始めに、

「よし、長いの書こ」

と決意する。

 笑。

 いやこれ本当に大事なんだって。

 自分がどの程度の長さのものをつくろうとしているのかを理解するのは大事。

 んで、さっそくつくっていきましょうか。


 まず、見せ場を3つ以上用意します。

 3つ以上あれば何個でもいいです。

 それぞれに関連性がなくても大丈夫。

 とにかく、「これを書きたい! 魅せたい!」っていうシーンをいくつか用意します。

 まだ主人公すら決まっていないので、薄ぼんやりで大丈夫です。

 これの振り幅が大きければ大きいほど物語が長くなるし登場人物も多くなります。

 起承転結だなんて考えてはいけません。

 起承転結を、序章、進行、転換、終章として先に考えてしまうと、定型に自ら落とし込むことになってしまうので、つくる作品の幅が狭まります。

 もしかしたら序破急のほうが合ってるかもしれないでしょ。

 だから最初から自分で枠をつくるようなことをしてはいけません。

 見せ場を何個も用意する。

 それを、よりよい順番で使っていく。

 そうすると最終的には起承転結、もしくは序破急の枠に収まっていて、なおかつそれぞれバランスのよいところで見せ場が存在するようになります。


 いーい?

 見せ場何個かつくった?

 そしたら次いくよ。

 そのいくつかの見せ場のなかで、一番メインに持ってきたいシーンを決めます。

 そのシーンでメインで動いている人が主要人物です。

 主人公とは限らないよ。

 主要人物です。

 物語の核になる人ね。


 ちょっと長くなっちゃったから休憩!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る