まあ、あれです。
まだまだ修行中、成長中のサラサさんですので、スキルアップの為の出費は将来への投資という事で仕方無いのです。
借金相手の師匠も、サラサさんなら立派に育った後にきっちり返してくれるだろうって理解してくれてますからね。
甘えるのが下手な弟子と、そんな弟子が可愛くて仕方無いのであろう師匠。
いいですねえ。
私はもっと豊かになってほしい。村も街も。領地全部とは言わないけれど。ひもじいよう。
失礼を承知で作者様への辛口のコメントを書かせていただきます。
今回の件に関しては大幅な黒字と言っているけど、前回のノルトの件でサラサが師匠に負った借金が完済された訳じゃないですよね。
結局の処、ファリク殿下によるカーク准男爵家の取り潰し計画の一環として、サラサがノルトのやらかしの尻拭きで負わされた損害はまだ残っているじゃないですか?
なんでハッピーエンドっぽく終わっているんですか?
正直に言って意味が分からないんですが。
ご都合主義にすらなってっていない。
せめてサラサが負っている師匠への借金を、ファリク殿下が全額補填したというのならまだ分かりますが、そんな描写はありませんよね。
つまりサラサが素直に喜べるような状況ではないはずです。
トータルの収支は、まだ黒字転換していないはずです。
トータル収支を見ずに、個別案件単位の赤字黒字だけで「私って商売上手?」なんて考えてるサラサがただの馬鹿にしか見えないのです。
「異世界転移」もそうですが、作者様の書きたいお話と、読者の読みたい話がどんどん乖離してきているように思います。
書籍化されていない作品なら「作者の書きたいように書けば良いじゃないか」とむしろ援護する処ですが、こちらの作品は書籍化された「商業作品」です。
作者様が今後もこの作品の書籍化を進めたいのであれば、少しは読み手に対する配慮も考えていただけないでしょうか。
「カーク準男爵は邪魔でしたが、サウス・ストラグが寂れるは、私としても困りますからね。良かったです」
何か見ていてしっくりきません…
「カーク準男爵は邪魔でしたが、居なくなってもサウス・ストラグが寂れてゆく事になるのは、私としても困りますからね。良かったです」
て感じはダメなんでしょうか?