第5話6月6日

初めて会って3日後

なんとか一緒にご飯を食べてお店に行く約束ができた


この時正直いうと、仕事が忙しい時であった

何故かというと、今勤めている会社は一度辞めて出戻りでやっている仕事である

出戻る気は全くなかったが、自分の事を慕っていてくれていた人達があまりにも酷い仕打ちを受けている事を、おばさん達から聞き、上の人達からの戻って来いという事に逆らえなかった

ちなみに慕ってくれてた人達っていうのは、健常者じゃない人達

自分の仕事は生産業で工場だった

その時の役職は工場次長だった

出戻ってもそのまま次長だった

何人かは辞めていた

この時原料が予定よりも入らず四苦八苦していた


そんな仕事より、会う事を優先させてしまった

午後3時には会社出ないと間に合わない


前日、徹夜して仕事した

必ず今日はなんとしても帰る!


帰れました

すぐさま高速に乗って、待ち合わせの場所へ


なんとか到着し、待ち合わせの場所のLINE交換

と食べたい物のLINE


焼肉


確かこの辺りは海鮮物の方が有名だったような


彼女は電車、自分は車


なんだか本当は駅近で待ち合わせしなければいけなかったんだろうが、何故か自分が停めたパーキングで待ち合わせ


なんだよこいつって思ったんだろうなぁ


「ともちゃん!」

傘をさした上から下まで真っ白の女性がいた

白のワンピースです、上から下っていうのは

靴は黒だった気がする


やっぱりなんか他の人と違う

なんだろう

わからない


確か予約した焼肉屋に行く途中、

「ねぇ、焼肉食べに行くのに白い服で大丈夫?」

て聞いた

今でも覚えているけど、

「焼肉好きだから大丈夫だよ!」

って訳の分からない返事が来て心の中で笑った

ってか、天然?


自分その当時いろいろあってあまりご飯食べれなかった

一応自分が食べたい物注文し、彼女に食べたい物聞いた

「冷麺」

あっ!って思った

まだお腹空いてたんだぁ

ってか、お財布の中心配して冷麺でお腹いっぱいにしようとしたんだとも・・・


やっぱり自分、女性の扱いなってないなぁ

気を使わせてしまった


時間があったからBARっぽいお店へ

焼肉屋でも、ここのお店に来るまで本当にずっと話をしていたような気がする


お店へ


なんだか流れで帰り送って行く事に

多分怒られたんだろうなぁ、送って行ったのは、これ以来ない


「場所は?」

「○○区○○の○–○−○」

「ん?、なんでそんなにピンポイントで教えるの?」

「なんで?」

「普通、彼氏でもない人に家教えるか?近くのコンビニ辺りじゃないの?」

「あ〜そうなの〜」

天然なんだか、怖い物しらずなんだか

お店の中での会話は終始、デートしてくれぇ、遊びに行ってください一生懸命ねちっこく懇願していた

近いうちに韓国旅行に行く話もしていた


話を聞いていると、自分からは計画立てたりせず、友達や仲間の人達に合わせる人なんだなぁって思った


家の前に着くと、なんだか握手して車から降りて行った

その時、自分の心ある中で、アイドルの握手会かいって、つっこんでいたけど、嬉しかった


仕事が残っていたから高速に乗って家に帰らず仕事場へ・・・

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