第3話旅立ち
3年が経った春。その日は快晴だった。
15歳になり、両親から旅に出てもいいと許可してもらい両親に別れを告げて、コウルギ村を出た。
私、フィナーリレは目的を果たすため、ある場所を目指す。隣で一緒に旅をしてる、25歳のキッカードさんと。
「フィレちゃん、僕のためにありがとう」
「良いんです。キッカードさんは大事な友達ですから。共に頑張りましょう」
キッカードさんは、目もと以外顔中包帯がまいてあり、表情が分からないが優しい声音で話す。
「街に着いたら、食事をしましょう。キッカードさん」
馬車に乗っていた私とキッカードさん。
私、フィナーリレは今向かっている街である方と出逢うことになります。今の時点では、そんなことも分かりません。
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